釣りキチおとん | Photographica

釣りキチおとん

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僕の父親は釣りキチだった。


腕は2本しかないのに、釣り竿を4~50本くらい持ってたり、グラスファイバー製の2、3人乗りのボートを持ってたりしてた。僕も小学生になる前からマイ竿を3本程持ってて、よく連れて行かれた。

夜中の日本海のちょっと沖に手漕ぎボートで出ていって釣りをしたり、夜中に巨大なテトラポットの間をジャンプしたり。怖かった!!
サビキ釣りのエサにと、釣った魚を生きたままハサミでチョキチョキ切ったり。今思うと残酷ですね(笑)

それだけ連れてってもらって興味出なかったな。
あ、リールの構造には興味があったので、分解して遊んだかな。

その父が24年前に妹が産まれた途端、ピッタリと釣りをしなくなった。

大量の釣り竿やボートも処分してしまった。


娘が元気に育つよう、殺生はしない。

という願掛けだったようだ。

その頃は、大袈裟な!って思っていたけれど、今は僕も娘が居るから、なんとなく気持ちが分かる。


だが最近、父が怪しい動きを見せ始めた!

クーラーボックスや竿、リールなどがチョロチョロと増え始めたのだ!


今日も仕事の合間に居なくなったと思っていたら、ニヤニヤしながら帰って来た。新しい釣り竿とリールを持って。


聞いてもいないのに
『…いや。竿とリールで1万円もせぇへんねんで』って。


ちょっとカワイイ(笑)