ほのぼの叙情派 | 春昼閑話

ほのぼの叙情派



The Zombies
Odessey & Oracle: 30th Anniversary Edition

美メロという言葉はThe Zonbiesにこそ相応しいと思っている。
ゾンビーズ未聴で、美メロ好きほのぼの叙情派(笑)の方は
このサイケデリックなジャケットと
The Zonbiesというふざけたグループ名に
決して惑わされてはいけない。
そういう私は購入当時、一瞬これで合っているのか?と迷ったが。
ゾンビーズの奏でる音楽は、聞き込むと
つい鼻歌となって、メロディーがするっと出てしまう程、
キャッチーで、ほのぼのとあたたかい気分になれる曲が多い。
(ほのぼのするのはオルガン曲が含まれているからかな?)
出来ることなら是非上のリンク先へ飛んで視聴してもらいたい。
何も古い名曲はビートルズや
ビーチボーイズだけではないという認識が生まれるはずだ。

彼等が当時、アメリカへ渡って大ヒットとなった
『Time for season』という最近よく日産車のCMで使われている
かっこいい名曲も収録されているのだが
私はどちらかというと、それ以前の作である
『Rose for Emily』
『Friends of mine』などの
ぽわぽわとした優しい曲が好きだ。
だから『Time for season』のハモリがいくら綺麗でも
どうしても、ベースをバックにした指パッチンや
そのあとの「パァ~ッ(ため息?)」という部分が
それらと比べると異質(オトナっぽい)に聞こえてしまうので、
普段プレイリストのチェックをはずしている。
そんな私がここでゾンビーズを用語も知らず適当に語るのは
おこがましい事なのかも知れない。
(普段はアニマルズなども聴いているのだけど、と言い訳。)

時代を問わず、
聞き継がれる曲はこういう曲なんだなぁと思う。
昔のグループって「ザ・なになにズ」が多いなあ。