はじめまして | cellport-blogのブログ

cellport-blogのブログ

ブログの説明を入力します。

はじめまして。セルポートクリニック横浜というクリニックの院長をしております、辻です。このたびブログを開始することにいたしました。このようなことは初めてで稚拙な文章ですがよろしければ最後までおつきあいくださいませ

 

当院では特殊な条件で特殊な技術で特殊な治療を行っていますので、実際の診療内容が一般の方にはややわかりにくい面もあります。ホームページでも解説はしていますが、もっとわかりやすく教えてほしい、またはもっと詳しいことが知りたいなどなどのご要望にお応えするべく、クリニックでの診療について、時には平易に、時にはマニアックに解説していきたいと思います。

 

当院がどう特殊かといいますと、「株式会社が経営」していて、「高度美容外科医療」を行う、「CAL組織増大術専門」のクリニックであるということです。それぞれ、聞きなれないことばかりでなんのことやら、という感じですね。ひとつずつ解説していきましょう。今日はまずひとつ目を。

 

株式会社がクリニックを経営するということ

 

日本では医療機関の経営を株式会社が運営することは制限されています。営利企業による利益の追及が質の悪いサービスを提供することにつながるという恐れがある、利益が出なければ安易に撤退し、地域の医療が破たんする可能性がある、医療費が高騰する、などなどの理由から健康や生命にかかわる医療という公的事業を行うことは許されていませんでした。

しかしアメリカなどの海外では営利企業である株式会社による病院経営は認められています。株式会社の病院経営参入賛成派の意見としては、経営のプロが運営することにより経営の効率化や近代化が図られる、株式や社債発行により資金調達が容易になるなどのメリットもあるというものがあります。この議論はなかなか結論が出るものではないですが、いわゆる骨太の方針を皮切りに、規制の見直しが検討され始めたのは事実です。

 

この流れを受けて、かながわバイオ医療産業特区において、高度美容外科医療を提供する構造改革特別区域法(特区法)に基づいた日本で初めての医療機関「セルポートクリニック横浜」を株式会社バイオマスターが2006年に開設しました。かながわバイオ医療産業特区(2005年)は、神奈川県が内閣府に申請し承認を受けて誕生したものです。

特区法は、所要の要件を満たせば株式会社が高度な医療を提供する病院・診療所を開設することを認めました。株式会社の資金調達能力及び研究開発意欲の活用が、高度な医療の開発・普及の促進の観点から適切かつ有効であるかを検証する趣旨です。

セルポートクリニック横浜では、特区法第18条に基づいた高度な美容外科医療を提供しています。

 

会社が経営するクリニック、日本で唯一です。特殊ですね!世間知らずな私は、このクリニックに来て初めて書くようになった書類がたくさんあります。会社員っぽいですね。そんな特殊なクリニックで行われている、高度美容外科って、そもそもCALって、なんでしょう?続きは次回、それまで皆さん心身共に健康であらせられますように。