Twitterで先出ししちゃいましたが、八方根張り作り鉢ver4(簡易版)の設計をしました。
鉢自体は4号浅型駄温鉢で、内部の座台のみを3Dプリンターで印刷することにしました。
なので正確には「八方根張り作り台」ですね。
◆前提
・鉢は3Dプリンター(FDM方式)で1ユニット製造する。
・幹の同じ高さから根が8本以上出ている樹に用いる。(この時点でハードル高い。後述の補足事項参照)
・幹元の太さ15mm以下(それ以上だと根の固定不可)
◆目的
・根の向きを八方向に矯正する。
・根を太らせて座を作る。
◆デザイン概要
・鉢サイズ:4号浅型駄温鉢 (深さ50mm)
・座台の大きさ:Φ30mm×高さ28mm
◆鉢機能
・座台の着脱可
・座台で根を八方向に誘導・固定・鉢を八分割する壁の着脱可
・座台が不要な場合は外せば通常の鉢として使用可
◆想定効果
・幹の直下に土が無いので底根が生えない。
・下に誘導された根が伸びることで座の八方根が太る?・根を壁で区切ることによって生育の偏りを低減できないか?
◆補足事項
・根はU字針金で上から挿しているだけなので食い込みにくいし、後日外しやすい。
・根が足りない場合は四方根張り等からこの鉢を使って作っていけば良いか?その場合は用土を多めに入れて幹元が乾きにくいようにする。根の増やし方は根接ぎでも発根促進剤でも(適当)。
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で、こちらを3Dプリンターで製造しました。
・製造時間:1時間
・材料費:60円
白色フィラメントで造形したのですが、ノズルに前回使った青色フィラメントが残ってたせいで表面が青っぽくなっちゃいました><
そして駄温鉢に装着。
針金2本で固定できるようになってます。
こちらもver3と同じく、GWの岡崎で開催される展示会・即売会で良い樹があったら入れてみようと思います。
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