第4回演奏会は

2022年5月14日に開催したのですが

実はその時点で2023年の5月5日に

第5回演奏会を開催することは

ほぼほぼ決定しておりました。


なんといっても

令和5年5月5日に第5回というゾロ目だし

その数日後に藤村先生のお誕生日だし

これはもうこの日にやるべきだね!と。


しかもただのお誕生日ではなく

還暦をお迎えになるので

サプライズでお祝いしよう!ということは

この時点で考えていたことでした。


でもどんなサプライズにするかは

すぐには思いつかず。


先生の還暦コンサートを主催するほどの

コネクションも力も私にはないので

あくまでもネクサスの第5回演奏会の中で

サプライズお祝いをしようということだけは

決めていました。


せっかくなのでフェリスの後輩や

数人お付き合いのある門下生の方達を

誘ってみるのはどうだろうかと

思いつきましたが、ほぼ連絡先を知らず。

まさか師匠に聞くわけにもいかないので

まずはフェリス時代からお世話になっている

チェリストの井上雅代さんに相談。


快く雅代さんの連絡が取れる

お弟子さんたちに声をかけてくださいました。

その時に作ったご案内文がこちら↓

(8月上旬に配信)



これを作って雅代さんや

私がお付き合いさせていただいている

お弟子さんに拡散していただいたのでした。

(師匠のおさらい会でもっとちゃんと交流を

図ってこなかったことを激しく後悔)


雅代さんも参加したいと

言ってくださったのですが

本番控えてて叶わず...。


演奏会の参加費はいただかない

ことにしていましたが

宿泊費も交通費も自腹での参加なのと

しかもゴールデンウィーク真っ只中の

日程で、どのくらいの方が参加してくれるのか

予想もつかず。


あまりに多くても

ステージに乗らないと困るし

すごく少なかったら先生ガッカリするかなとか

私の性格上いろいろ考えてしまったのですが


最終的には7人の方が

参加したいと言ってくださいました。

参加したいのだけど、仕事や予定があって

という方も複数いらっしゃったので

連休じゃなかったらなぁとも思いましたが

逆に連休だから来れた方もいらっしゃったかも。


先ほど書いた通り

師匠の還暦お祝いコンサートではなく

あくまでもネクサスの演奏会の一環で

ということは貫きたかったので

せっかく来ていただくのに

数曲だけの参加でもいいのだろうか、というのは

悩んだところです。


それはやはり師匠は

ネクサスの特別顧問でもあって

お客様達から見たら師匠もネクサスの

メンバーなわけです。


身内のお祝いを本番でやることを

受け入れてもらえるのだろうか

ということも悩みました。


なので、最初はネクサスメンバーだけで

前日のリハか当日のゲネプロで

サプライズでHappy Birthdayの曲を

演奏してお祝いする、というパターンも

考えたのですが


やはり通常の誕生日ではなく

還暦をお迎えするのだし

きっとお客様も受け入れてくれるだろうし

万が一それはどうかと思うという意見があっても

(実際なくもなかった)


あくまでも私たちの演奏会であり

今までも私たちがやりたいことを

やるというスタンスで開催してきたので

いいよね、ということに。


何よりネクサスメンバーは

師匠のことが大好きなので

その気持ちを表したかったのです。


そして絶対に師匠には内密に!!

ということを徹底したわけですが

1番怪しいのは私かも...とは思ってました。


例えば

演奏会のタイムスケジュールに

サプライズとか書いてあるのを

師匠に送っちゃうとか


特別参加のお弟子さん達の

名前の入ったプログラムを

前日渡しちゃうとか。


とにかく

当日朝のゲネプロまで

お弟子さんたちの姿を

見られないようにと計画してきました。


問題は前日のリハで

お弟子さんたちもまさかぶっつけ

本番というわけにはいかないので

多くの方が前日リハから

参加してくださったのですが


たまたま師匠も前日本番があって

それが終わってから仙台入りだったのも

功を奏しました。


でも3月の練習会終わった後に


「前日は仙台入り遅くなるから

4月にもう一回練習行こうか?

5月5日の当日仙台入れば前日

遅くまで残らなくて済むよね」


という

なんでサプライズ考えてる時に

イレギュラーなこと言い出すかなーと

焦るような提案もされ(笑)

(師匠が気を遣ってくださったのは

分かるけど)


でもやはり当日入りされるのは

サプライズなくても心配だから嫌なのと

万が一当日来るお弟子さんと

新幹線で会っちゃったら計画潰れる!!と思い


遅くなってもいいから

絶対前日仙台入りしてくださいと

強くお願いしたのでした。


前日は来る前にとにかく合同演奏の曲を

合わせちゃおうということで

早めに集まって練習。

当日はぜーったいに1音もHappy Birthdayの

曲を練習しないことを念押し。


万が一師匠にチラッと見られても

バレないように楽譜の題名も↓


とにかく先生の通り道に

座ってる人は見られないように!と

気をつけていました。

もちろん私は譜面台に置きもせず。


こんな感じでネクサスは

1年かけてサプライズの準備を

してきたのでした。


続く