私も、娘も、息子も新天地。
不安もあるけれど、同じくらい期待もあります。
さて、先だって行われた娘の中学校卒業式の日、少し娘と夫で揉めたことがありました。
娘は思春期真っ盛りで、父親に対して少し素っ気なくなっています。
この1年間、それは加速度的に増し、ここ最近は夫にほとんど近づくことはなくなりました。
そして、卒業式の日。
リハビリを休みにしてもらった夫は、卒業式に参列したい気持ちもありましたが、中学校まで歩いていくのだと知り、右麻痺の部分が辛いと直前になってキャンセルしてきました。
そして娘がキレました。
お父さんは私のことは何一つ考えてくれない。
この1年間だけじゃない。
ずっと小さい頃から、私のことを考えてくれたのはお母さんだけだ。
きついのはお父さんじゃない。
全部背負ってるお母さんだ。
お父さんなんか来なくていい。
お母さんさえ来てくれればいい。
来ないで!
と、絶叫しました。
夫が障害者じゃなかったら?
仕事を理由に卒業式には参列しなかったでしょう。
毎日休みの夫。
受験のプレッシャーと家族が大きく変化したプレッシャーと戦ってきた娘にしてみれば、ホントにクソみたいな理由でキャンセルしてきた夫に怒鳴るのは当然だと思います。
夫は、すごく辛そうな顔をしていました。
けど、卒業式から私たちが帰ってきた時には、
参列したかったなぁと言いました。
記憶障害って本当に罪な障害です。
なんなら私たちの記憶からも、朝クソみたいなこと言った夫の記憶を消してくれればいいのに。
高次脳機能障害者の伴侶に耐えかねて離婚をする率は決して低くもないという話を聞きました。
この1年間、本当に色々と考え、
受け入れないといけないとはわかっていても、
理屈じゃどうにもできない感情で、
叫び出したい時もたくさんありました。
離婚は、多分しません。
夫は、生きているけど、もういないんです。
すごく頼りになる、スーパーマンだった夫は、
倒れたあの日、どこか遠くに行ってしまったんだと。