最近「自分の死について考える」言説に立て続けに出会った。
先日読んだ内田樹著「街場の現代思想」
この本のメインテーマではないが、このことについて触れていたことが印象に残っている。
若い人たちに未来がない、つまり、自分が死んだら自分の生はどんな意味があったのかと考える習慣がない、というような話だったと思う。
そして今朝の日経新聞。(今仕事場で新聞が手元にないが)経済学者の方が行き過ぎた健康ブームに警鐘を鳴らし、やはり死を想い、受け入れるということの重要性について書かれていた。
さっき寄った「さとなお」さんのHPでも愛読書「モリー先生との火曜日」についてのコラムがアップされていた。
そうなんですよね。死を考えることはとりもなおさず、今を大切に生きることにほかならない。

そこで!!!
チェロのスタートは見る人からみれば、私の場合30年40年遅いとも言えるわけで、その取り組み方っていうのをちゃんと考えたいと思ったわけです。
何しろ先の時間が限られているのですし。

音楽に親しむことで心を豊にしたい、これが基本。
そのためには何の曲を弾くか?がものすごく重要!
愛する曲はあっちにも、こっちにもいろいろあるのです。
弾きたい曲のために懸命にテクニックを習得する。
先にテクニックありきではないのです。
そう、この線で進めましょう。