30人ほど入るサロン的な会場。
コチラも近いといえば近いのに、全然存じませんでした。
チェリストに関しては、たまたま探していたレアな曲が録音されたCDがあったので買ったことがあり、存じていますが、コンサートは初めて。
袖すりあうようなご縁のチェロ友さんから案内をいただいたのがきっかけ。
直々にチェリストさんからチケット購入のお礼メールもいただき、
そんなことは初めてなので恐縮です。
なんとファンクラブがあって、普通のコンサートと違って客席がなんだか和やか。
そしてオシャレな方が多く華やかな感じ。
チェリストさんの雰囲気にマッチしたファンの皆様とお見受けした。
慣れない我々二人、うっかりひそひそ雑談してしまったけど席が近いので聞こえてしまって差しさわりなかったかしらと後から反省しました。
チェリストの噂話ですが、今回のチェリストさんとは違いますから。
ってここで書いても仕方ありませんね。
ラフマニノフのチェロソナタ、有名な3楽章にグッときました。
後半のプログラムで、後ろの方が涙腺崩壊されたようでズルズルと鼻水をすする音が耳障りでした。
首都圏に留まらず、関西でもファンに囲まれリサイタルをなさる実力は素晴らしいと感服しました。
若いチェロ友さんは、好みの演奏ではなかったそうで残念。
和気あいあい音楽会より、才気あふれる演奏家のリサイタルだとよかったですね。
余りにもチェロマニアでチェックが厳しいこと!
え?そんな風だった?私は気が付かなかった、みたいな話がたくさん。
私はぼんやり聴くことしかできません。
別のチェロ友さんも言っておられたが、コンサートに行って自分が練習中の曲だったりすると、音楽を楽しむというより観察になってしまうと。
私のように万年ド素人の聴き方が出来るのも特技です。
演奏に限らず、他人を観察、ジャッジするというのは余り好ましいことではないと急に目覚めた私です。