気付けば梅の季節も、いつしか過ぎ去り、夏の到来に戦々恐々とする日々となりました。

ところで我が家の梅、今年は今までになく不作でした。ですので少ない梅でも楽しめそうな梅干し作りに初挑戦しています。



「重石は梅の重量の2倍であるべし」とレシピに書いてあるのですが、そんなピッタリなもの家にはないし、まず第一に容器の入口を通過出来る大きさでなければなりません。
それで「重し連合」で対応する事にしてみました!
ブレーメンの音楽隊ならぬ、耐熱小皿、湯呑み、ミニワイン・ボトルの3段重ねです。


あとは天日干しをすれば良いのですね。干すの楽しみだなあ。はたして、どんな梅干しになるでしょう。


ところで暑くなってくると、いろいろと虫たちも活動を始めますね。

近頃の我が家には、日の出とともに多数の蟻達が猫の餌皿めがけて出勤して来ます。そして猫のお皿から、キャットフードをせっせと運び出して行きます。


健気ですねえ。


猫と言えば犬と違い、散歩いらず、餌皿出しっぱなしOKと言ったところが飼うのが楽なポイントですが、こうも蟻が餌にたかると餌皿を出しっぱなしという利点が怪しくなってきます。やはり飼い主としては蟻まみれの餌を気の毒に思い、一日の大半は蟻も来られないような所に皿を隠しておき、時々、出すみたいな、これでは犬と同じではないか!というような事になってしまうのです。

何とかしなければ、と考えを巡らす僕の頭の中は、今ちょうど戦国時代。
なんのこっちゃ?とお思いでしょう。
それは今、僕が、これを読んでいるからなのです!

豊臣秀吉の弟から見た戦国時代のお話しです。織田信長も沢山出てきますよ。ですから多少「信長脳」の僕は、蟻を巣穴ごと焼き払う事だって十分出来る気分なのです。
しかし、あんな健気で働き者の蟻を皆殺しにするのは、ちと可哀想ですよね。では、ここはひとつ秀吉風に愛嬌とアイデア路線でいく事としましょう。

まず、お皿に水を張り

餌皿を乗せる

そうすると、あ~ら不思議、餌皿がお堀に囲まれた天守閣に早変わり!

実際は水深5ミリなのに、蟻には深~いお掘りに見えるのでしょうか。
2日経っても、蟻は一匹も渡れずです。
まさに蟻一匹、通さぬ何ぞやですよ。


そして猫は、お堀に気付く様子もなし。
ついでにお掘りの水、飲んじゃったりして。

よってお堀作戦は大成功です!!!

こりゃ今年上半期一番の大発明かもしれません。
そうだ!お堀と一体型になった餌皿を作ったら売れるかな?さすがに、もう世の中にはあるかな?

ところで、#蟻や #猫で、この文章を見付けて読んで下さった方は僕が何者なのか、さっぱり分からないでしょうね。
僕はチェロ奏者です。
来週あたり夏以降のコンサート情報をアップ致します!