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Acqua Fragile

愛と勇気とさかなが友だちです。イタリアのプログレではありません。

世を忍ぶ仮のslip away


仕事場のトイレの壁に貼っている、熱血十カ条。

わたし漫画は描かないけど、

これってどんな仕事にも当てはまる、

仕事でなくても、趣味でも遊びでもなんでも当てはまる、

暑苦しいけどとても大切な気持ちです。

この中で、私にとっていちばん苦しいのが

「最後まで描け」。


いつも中途半間、結局時間切れ、妥協やむなし、そんな感じ。

最後までやり切るのがいちばん大変。

何かひとつでもいいから、納得して完遂したいなぁ。




Acqua Fragile

徹夜明けで自宅に戻ったら、床に「味ごのみ」が落ちていました。

そういうふうに思ったのは現実逃避で、

罪悪感をごまかすための卑怯なギャグです。

もちろん、そんなお菓子を買った覚えも食べた覚えもないので、

すぐに飛び出し事故があったんだとわかりました。

ガラス蓋のすきまから飛び出して乾いてしまった。

マクロフタルムスは6匹になってしまいました。

ようやっと、ひれが伸びてすばらしい発色になってきていたのになあ。

もっと深くて大きい水槽で飼うべきなんだ!!

わかっているのに、エゴだなぁ。



ごめんね魚。






ショップや本で見ているうちに
どうしても飼ってみたくなり、
魚の種類を増やしてしまう。
しかも水槽ごと増やしてしまう。
混泳はなんというか生理的に嫌?な感じがして、
心が落ち着かないので、小さい水槽を増やしてしまう。

でも、水草の人やグッピーの人のような
気合の入ったコレクターにはなりえない。
根性も知識もないし、時間もお金もないから。

そんな感じでお魚飼育を楽しんできました。
今は、増やすのをガマンしています。

生き物、とくに犬や猫の病的な飼育スタイルに「過剰多頭飼育」、
アニマルホーディング(人の場合はアニマルホーダー)
というのがあって、たまにニュースになる犬屋敷や猫屋敷、
大量病死や地域に多大な迷惑をかけている人たちがそれ。

私はその魚版ではないのか?と自問してはおそろしい気分になる。
そうではない、と思いたいのだけど。
私にはメッチャ下地があると思う。

ホーダー、ホーディングの単語の意味を調べると

hoard
1 〔財宝・お金などの〕秘蔵,退蔵
2 〔知識などの〕蘊蓄(うんちく), 宝庫
3 〔食料などの〕貯蔵物; 買いだめ

もともと、ものが捨てられない性分だし
特にマンガ本とかどうしても捨てられないし。
引っ越しでかなり処分したけど、増え続けて3000冊オーバーの
マンガホーダー。
知識に関するどん欲さも恥ずかしいほどある。
何の役にも立たないのに
やたら本を読んでどうでもいい知識をため込む。
知ってる自分が気持ちいい、
ネタホーダー。

それはともかく。
はじめて「アニマルホーダー」という病理?が
あることを知ったとき、
これを「アニマル放題」と聞き違え、
即座に脳内で「食べ放題」「飲み放題」「やりたい放題」
などが連鎖してしまって笑ってしまいましたが、
意味的にはなんかちょっと合ってるやん!とも思いました。

ただ、動物虐待や近所迷惑などにつながるのは許せないし、
そういう病理を持たざるを得ない人びとの存在や
彼らの胸の内を想像すると悲しい。

私はそうはなりたくない、もっと理性で魚を飼いたいです。


ところで、アニマルホーダーの正しい意味を知りたくて
wikipediaを見たらまだその項目はなく、
しょうがないので英語wikipediaに行き機械翻訳で読みました。
でも、日本語wikipediaへのリンクがあった。
クリックしたら「ネコ屋敷 」にランディングした。笑。

さらに余談ですが。
うちのネコは、捨てネコや地域ネコのボランティアの方から
譲っていただいたのですが、驚いたことに
引き取りに行った先は高級住宅街の、たいへん立派な一戸建てでした。
重厚な玄関ドアの向こうには、
数十頭のネコ、壁一面にそびえるケージ、
そこはまさに「ネコ屋敷」だったのです。
もちろん清潔で快適なネコ屋敷ですが。
優雅で豪華な生活空間をすべてネコに与えている
ボランティアの方のライフスタイルに
人それぞれ違う価値や生き方があることを改めて考えさせられました。

アニマルホーダーには、
飼育者だけでなく「救助者」も多いということです。
生き物の幸せ、飼育者の幸せって何だろ?

昨日、有明の国際見本市会場へビューティワールドという美容の総合展示会に行ってきました。美の祭典とかそういうアレなんです多分。展示、デモ、商談とか。

次回、会社で出展するかな~と視察したんでしたが、以前よく行っていた東京モーターショーや東京ゲームショーの感覚で行ったら大きなマチガイで、トップメーカーは全く出展しないで、中小泡沫系のメーカーが明日のために集まる場、ゆえに味わい深い。
ガサガサのわさわさで、ある意味場末感すら漂う混沌の美の世界になってしまうのです。

同じように間違えてるな、ここ、と思ったのはレースクイーン風コスチュームのコンパニオンを配しているブース。来場者が女性ばっかりだから誰も見ない。カメコさんもいるわけない。
ぽつーん。
看板もってポーズを続けるレースクイーン風がなんだか気の毒になってきました。

こういう場では、製品を美しくディスプレイしたところで意味がなさそうで、その場で体験させるデモンストレーション型出展が圧勝していました。
つまりコスメ系はしょぼーん、エステ系の出展はパワフル。あと、韓国コスメが大挙してブース出していたのも時代を感じました。

人混みや騒がしいところが大の苦手なんですが、わたしはホントよくがんばりました。全ブースをチェックしました。肝心の「ここで来年勝負できるのか?」についてはすっかり自信がなくなり、やめることにしました。あっさり。

そんな中にも収穫はあって、会場を歩き回ったおかげでポケモンの万歩計が1万カウント越えてワットがたまりまくったことです。

でも女性たち、がんばっている。わたしは相当疲れてへこたれたのに来場者のみなさんほんとに元気でした。サロンや店舗などのバイヤー、ネイリストやエスティシャン、美容系の学生、といった感じだったけど、とても熱心。みんなえらい。がんばって!

昨日、CSをぼんやり見ていたら

らんらんらーん、らんらんらーん♪

という歌が聞こえてきて、

アニメ「フランダースの犬」が始まったのでした。

なんというシンプルな線、シンプルな色彩でしょうか。

細い線で書き込まれ、コンマ0秒でアクロバチックに動く

最近のアニメを見慣れているせいか

あまりにもプリミティブでおおらかなアニメーションで

パトラッシュやネロやアロアが楽しげにスキップしてるのが衝撃的。


なんといっても絵の線の少なさ、これ一筆書きちゃうんか?というくらいで

画面に釘付けになってしまいました。

昔はそんなふうに思わなかったんですが。


で、本編が始まったらサブタイトルが


「おじいさんの小さい壺」




・・・・ふぅ。


何ら劇的展開への期待感もない、

これからアニメが始まると思えない、

熱いバトルも萌える展開も泣けるシーンも絶対なさそうな

わくわく感ゼロの渋すぎる副題、

なんというか枯淡の境地。

たまらないものがこみ上げてきました。



思えば昭和は遠くなりましたなー。