皆さんは「パソコン」というとどういうものを想像しますか?
デスクトップパソコン、ノートPC以外にタブレット、最近ではスマホなんてもありますね。
これら既存のパソコン以外に
「スティックPC」
というパソコンがあることをご存知でしたか?
このスティックPC、以前よりあることは知ってましたが、デスクトップPCやノートPCに比べるとスペックが低く機能も少ないため、大したことないだろうと思ってました。
が、ひょんなことからスティックPCを購入し使ってみたところ案外と使えることが判明。
今回は購入したスティックPCの使い勝手や、便利な点を書いてみます。
購入したスティックPC
下の画像が今回購入したスティックPCで、「ドスパラ」というメーカーの
「Diginnos Stick DG-STK3」という商品です。
| サイズ: | 約112(幅)×36(奥行き)×11.5(高さ)mm で、重さは約42g。 | |
|---|---|---|
価格:10,520円 (無線式キーボード+マウス付)
小っさ 、安っ !!!
正に手の平サイズです。
こんなんでパソコンだなんて・・・
はてさて肝心の仕様とスペックはどんなかというと、
| OS | Windows 10 Home 32bit |
|---|---|
| CPU | インテル Atom Z3735F (クアッドコア/定格1.33GHz/キャッシュ2MB) |
| グラフィック | インテル HDグラフィックス(CPU内蔵) |
| メモリ | 2GB DDR3L |
| ストレージ | 32GB eMMC |
| 光学ドライブ | 無し |
| マザーボード | CPU内蔵マザーボード |
入出力系
| 無線LAN | IEEE802.11 b/g/n(2.4GHz帯) | |
|---|---|---|
| Bluetooth | Bluetooth 4.0 | |
| I/O | USB2.0x1, MicroUSBx1, MicroUSB(給電用)x1 | |
| 映像出力 | HDMI x1 | |
| サウンド | オンボード HD サウンド(音声はHDMIからの出力のみ) | |
| カードスロット | microSDカードスロット(SDXC) | |
となっています。
OSはW10で、CPUはタブレット等のモバイル用、メモリは2GB。
無線LAN、Bluetoothが標準装備、映像出力はHDMIのみ、microSDカードスロットが1つと
USBポートが2つ付いてます。
細かいスペックは別として、性能・機能は簡単に言うとタブレット端末に近いですね。
HDMIによる画像出力なので、HDMI入力端子のあるモニターやテレビに接続して使うことになります。
実際に使ってみて
・接続
私は居間にある40インチテレビにつなつなぎました。
いつものPC画面がど大迫力の大きさに。
この迫力…ちょっと感動ものです!!
・:*: (⌒▽⌒) :*:・
PC本体とテレビの接続の際、PC本体をテレビのHDMI端子に直に挿せばHDMI延長コードは要らないのでが、我が家のテレビの場合HDMI端子が裏面にしかなかったので延長コードと使って接続しました。
こんな感じです。
マウスと比較すると分かりますが、本体小さいですね!
・操作性、使い勝手など
肝心のPC自体の性能、操作性についてですが、電源ONからの立ち上がりは普通でストレスは感じません。
動作速度(サクサク感)はブログやメールの閲覧、文書入力などの軽い作業では特にもたつき感もなくこれも普通のPCとおんなじ風。
このPC、無線LAN標準装備なのでHi-Fi環境があれば速インターネット閲覧が可能。
YouTubeやニコニコ動画もドデカイ画面で見れます。
ただし、画素数の多い動画やゲームではさすがに動きがカクカクすることがあります。
これはまあCPUスペックやメモリー容量からしてしょうがないこと。
またこんなに小さい本体なのに入力系統がmicroSDカードスロット×1とUSB×2の
計3個も付いてます。
USBポートは2個。(1個は MicroUSB)
1個はキーボード&マウスを接続するので、実際の空きUSBポートは1個となります。
拡張性の低いスティックPCなので入力系統が多めなのはとてもナイスですね!
本体のストレージ容量は32MBと少な目なので、記録容量を増やしたいときは容量の大きいmicroSDカードを用意する必要があります。
問題点と注意点
1、発熱
既購入者からの口コミに
「発熱がひどく熱暴走することがある」
とあったのでその点が心配でした。
たしかに長時間使用すると本体が熱をもって熱くなってます。
表面温度は約50℃強位でしょうか?
今のところ暴走するようなことは発生していません。
周囲温度が上昇する夏場は要注意ですが、通常の使用では特に問題なさそうです。
もし発熱がひどいようなら放熱板を取り付けたり、小さな扇風機で風を当ててやれば大丈夫でしょう。
2、内臓の無線LANの性能がいまいち
対策としてのUSB空きポートに外付けのHi-Fi子機をつなぎました。
Hi-Fi親機とPC本体の距離が近ければ後付けの子機は要らないかなと思います。
(例えば同じ部屋内であれば大丈夫でしょう)
外付けのHi-Fi子機を使っているもう一つの理由は、PC本体内の無線LANが2.4GHz帯にしか対応してないためです。
我が家のHi-Fiルーター本体からは5Ghz帯も飛んでいるので、どうせなら5Ghz帯も使えるようにしたかったので。
(5Ghz帯は2.4GHz帯よりデータ搬送速度が速い規格です)
3、テレビのHDMI端子の選択
テレビへの接続時の注意事項です。
今のテレビはHDMI入力端子が複数あると思うのですが、PCをつなぐ時はプライマリー端子(優先端子)に繋ぐ必要があるようです。
私が一番最初に繋いだ時、テレビの空いているHDMI入力端子(プライマリーではない)に繋いだんですが、テレビがPCを認識してくれず画像が見れませんでした。
原因が分からず、結線状態を何度も確認したり、テレビ側やPC側の電源を入れ直ししたり、、設定をいろいろいじくったりしたのですが、ダメ!
・゚゚・(≧д≦)・゚゚・
しょうがないのでメーカーのサポートに電話して聞いてみるも、
「繋がるはずですけどね~」
との回答。
万策尽き果てて、試しにテレビに繋がってるビデオレコーダー等からのHDMIケーブルを一旦全部外し、PCからのHDMIケーブルのみをテレビに4つあるHDMIのNo.1端子に繋いだところあっけなく認識、PCからの画面が映し出されました。
試しにテレビのNo.1端子以外(No.2~No.4)に繋ぐとやはり認識しません。
このPCはテレビのプライマリー端子に繋ぐ必要があったんですね。
テレビがPCを認識してくれない時はテレビのHDMI端子を変更してみて下さい。
で、結局どうなのよ!
何点か問題もありますが、結論からするとスティックPCは想定以上に「使え」ます。
そりゃ、本格的なPCとはスペック、スピード、機能、拡張性などは比較にならないです。
でも手のひらサイズでどこにでも持ち運びができ、テレビ(モニター)さえあればどこでもパソコンとして使用可能、価格も1万円以下と普通のPCに比べて断然安いし、性能もサブPCと割り切れば十分なレベルだと思います。
ちなみにですがスティックPCは複数のメーカーから販売されていて、今回のものより高速の
CPUを搭載したものや熱対策として冷却ファンを搭載したものなど高グレードのものもあります。
「PCはほしいけど本格的なPCは高価だし場所とるしなぁー」いう方は検討してみてはいかがですか。



