東日本大震災の被災地では、発生直後から神戸市職員や神戸のボランティアらがいち早く現地入りし、避難所運営の指揮や被災者の炊き出しの手伝いなどに乗り出している。

 神戸市は地震発生翌日の12日に松山雅洋・危機管理室長を仙台市に派遣。仙台市の災害対策本部で、避難所での食糧の分配や被災者の生活支援など災害指揮について助言している。

 松山室長は「避難所では水や食糧、毛布など生命維持に必要な基本的な物資が不足している。一方、物資的な支援があっても適切に分配するためのトラックや燃料も不足している」と報告を寄せており、神戸市は避難所の支援要員として50人を投入した。避難所のトラブルを避けるための生活のルールを作成し、食糧の計画的な分配やトイレなどの衛生管理、高齢者や障害者ら災害弱者のケアなどに「阪神」の教訓を伝える。

 仙台市若林区の南小泉中学校の避難所で活動する神戸市北区役所のまちづくり支援課の金子信一課長は「思った以上に秩序ある避難生活ができていて頭が下がる。神戸もそうだったが全国の支援があれば必ず復興できると思った」と話した。

 一方、神戸市兵庫区のNGO団体「被災地NGO恊働センター」のスタッフ4人は発生翌日の12日には被災地入り。本格的なボランティア活動に乗り出す前に被害状況や支援ニーズを調べる先遣隊として宮城県で活動し、13日には被害の大きかった同県名取市の閖上(ゆりあげ)地区で炊き出しに合流。現地でのボランティア活動が有効だと確認したという。

 長期的な被災地支援のため、炊き出しだけでなく、タライやコンロ、タオルなどを避難所に持ち込み、被災者に「足湯」を提供する活動などに取り組むことを検討。「食糧や毛布など直接的な支援はもちろん、長期にわたる避難生活でストレス状態が続く被災者を癒やすことも考えたい」と、復興までの長期的なケアの準備を進める。


さすが神戸や!


がんばってや!