現在、国立国際美術館で開催されている「特別展メキシコ」を
観に行ったら、昔、メキシコの遺跡めぐりをした旅のことが
懐かしく思い出されました。
今だと後でブログでレポ書くことを念頭に遺跡や景色をたくさん
撮りますが、昔はフィルムだからそんなに数持って行けないので
撮った写真も少なく、その多くが自分たちがメインで写ってて
ご丁寧に撮影日まで入ってる~
それに、何年か前に昔の写真を処分するまえに写真を一枚一枚
コピーしてPCに取り込んだものなので画質も荒すぎ
到底ブログとかで使える代物ではないんですが、ま、個人的な
思い出の記録として簡単に残しておこうと思います。
大昔のものです。街並みではなく遺跡なので見た目はそんなに
変わってないかもしれませんが、当時は誰でも登れていたピラミッド
が今では立ち入り禁止になっていたり、見学の際の状況は大きく
変わっていますのでご注意下さい。
<トゥルム遺跡>
カリブ海に面したユカタン半島東部
13~15世紀に繁栄
マヤ人によって造られた城壁都市遺跡
風の神殿
フレスコ画の神殿
中央奥に見える大きな建造物 カスティージョ の裏は崖に
なっていて、カリブ海が広がっています
<チチェン・イツァ遺跡> 世界遺産
ユカタン半島北部
6世紀~10世紀に最盛期
マヤ文明古典期最大の遺跡
カスティージョ
当時は登れました~ (現在は
)
踏み外すと一巻の終わり…
前を見ながら下りると空中にダイブする感覚になるので、
後ろ向きや横向きになって手をつきながら恐る恐る下りる人が
多かったです。
ただ、私はなぜか全然怖くなくて結構なスピードで下りることが
でき、現地ガイドや同じツアーの方々に驚かれました
人間、なにかしら特技ってあるのね~
カスティージョの上から見ると、いくつかの建造物などが見えた
その外側は見渡す限りの樹海
戦士の神殿
別方向には…
ジャガー神殿 とその向こうに広がる 球戯場(全体の写真ないけど
)
球戯場のレリーフ
ツォンパントリ
「頭蓋骨の棚」を意味し、生贄に捧げられた人の頭蓋骨がこの
台座に並べられていたらしい。壁面には頭蓋骨の彫刻がびっしり
人間の心臓を食べて…る? 鷲(左) とジャガー(右) の
レリーフがあったのは…
生贄の儀式が行われたと考えられている ジャガーと鷲の台座
高僧の墳墓
赤い家
天文台
尼僧院&教会
最近のお写真を見せてもらうと、よりかなり崩壊している模様
少し歩いたところには…
雨乞いのために生贄を捧げた伝説がある セノーテ(聖なる泉)
<ウシュマル遺跡> 世界遺産
ユカタン半島南西部のプウク地方
7~9世紀に繁栄
幾何学模様や蛇腹模様などプウク様式と呼ばれる華やかな装飾が特徴
魔法使いのピラミッド
尼僧院 死の寺院
大ピラミッド の上からは…
さきほどの 魔法使いのピラミッド (右) と 尼僧院 (左) が
遠くに見えていました
双頭のジャガー が祀られていた…
総督の宮殿
建物上部に カメさん の装飾が連なっていた…
カメの家
<カバー遺跡>
ウシュマル遺跡にも近い ユカタン半島南西部のプウク地方
9世紀から繁栄するも11世紀には放棄された
雨神のチャック像が壁一面に並んだ コズ・ポープ
支配者の像 (宇宙飛行士の像とも言われているらしい…)
大神殿
最後はユカタン半島を離れ…
<テオティワカン遺跡> 世界遺産
メキシコシティから北東50キロ
紀元前2~6世紀に繁栄
テオティワカン文明の中心となった宗教都市遺跡
3キロ以上も続く大通りの 死者の道 の右手には…
太陽のピラミッド
さらに歩いた左手には…
ケツァルコアトルの神殿
死者の道のつきあたりは 月のピラミッド
現在は途中までしか登れないようです
メキシコの 世界遺産 は2024年現在、
文化遺産27、自然遺産6,複合遺産2の計35件。
そのうち行ったことがあるのは上述の
チチェン・イツァの古代都市
ウシュマルの古代都市
テオティワカンの古代都市
と、写真が悲惨で今回パスした
メキシコ・シティの歴史地区とソチミルコ の4ヶ所。
いつか他の世界遺産も見てまわりたいなぁ