チュニジアには世界遺産が8つありますが、そのうち遺跡は4つ。
①ケルクアンの古代カルタゴ市街とネクロポリス
②カルタゴ遺跡
③ドゥッガ遺跡
④エル・ジェムの円形闘技場
今日はまず①ケルクアンの古代カルタゴ市街とネクロポリスからご紹介します。
紀元前8世紀ごろ…
地中海の東(今のレバノンあたり)からフェニキア人がやって来て、
フェニキア語で新しい街という意味のカルト・ハダシュという街をつくりました。
これがカルタゴです。
そして、紀元前6-3世紀…
地中海最大の商業中心地として繁栄しました。
ケルクアンはその時代の街のひとつです。
でもその後のローマとの戦争で、
カルタゴの街は完全に破壊され、
その上にローマが街をつくってしまいました。(②カルタゴ遺跡)
でも、カルタゴと違ってケルクアンの街は、
住人がいなくなった後、なぜか破壊も建設もされないままに放置されました。
いわゆる死都(ネグロポリス)ですね。
そして、20世紀になってやっと発見されました。
だから、フェニキア人の純粋な街がそのまま残っているんです。
これは世界に類をみないらしく、1985年に世界遺産に登録されました。
発掘されたところの模型はこんな感じ。
まだ発掘途中なんですが、資金があまりないらしくて、なかなか進まない…
ほんものは…
家の入口。
右側の柱に玄関の扉がくっついていたらしい。そこから長い廊下が続いています。
各家庭排水溝完備。海まで流れていくようになっています。
床にはシンプルだけどモザイクが施されています。
モデルは日本のお菓子が大好きなうちのガイドさん…
(ホントは入っちゃいけないんだけどね…)
ローマ遺跡のような巨大な建造物はないけど、
それ以前に生きていた人々の、文明の高さにびっくりしました~![]()







