とうとう帰ってしまいましたね・・・
久しぶりのお母さんの手料理を食べながら、
日本での出来事などご家族とお話ししたのかな?
お疲れ様でしたー![]()
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被災された皆様、今もまだ不安な中でお過ごしの事と思います。
どうか今を乗り越えて下さいね。 祈っています。
私は各地で地震や災害が起こるたびに、ある友人の言葉を思い出します。
彼女は神戸に住んでいて、阪神・淡路大震災を経験しました。
おうちはもちこたえたものの、「ピアノがダンスしていた」と言っていました。
余震もあって夜は近くの公園で、家族や近所の人と過ごしたそうです。
地震後しばらくして、彼女を励まそうと仲間が集まったのですが、
その時彼女は私達に言いました。
「今回のことで、人間が生きていく上でなくてはならないものが
3つあると思った。何やと思う?」
<家族>、<水>はすぐにわかったのですが、
もう一つがなかなかわかりません。
<お金>?
<仕事>?
<家>?
<恋人>?
どれも大事だけど、これらは2番目に大事なもののようです。
そして彼女は言いました。 「もう一つは・・・<太陽
>」
生まれも育ちも神戸の彼女、真っ暗闇なんて経験したことなどありません。
公園で夜、所々小さな焚き火は見えるものの、それ以外は真っ暗。
夜が更けていくにつれ、1月の寒さが体温を奪って眠ることさえ出来ず、
不安が大きくなっていって、精神的にどんどん落ち込んでいったそうです。
どうすることも出来ず、ただじっとしているしかなかった・・・
でも、時間は確実に過ぎてゆきます。
少しずつ少しずつ空の色が変わり始め、周りの景色が見え始め、
やがて太陽が顔を出した時・・・
何故だかわからないけど、不思議と生きる力みたいなものが
全身から湧き上がるのを感じたそうです。
<太陽
>とは・・・誰も思いもしませんでした。
励まそうと思った私達が、
逆に、彼女に大事なことを教えてもらった気がしました