生徒さんが学校の問題を解いて答え合わせをした、というので、内容をチェック
あ~!問5の答え、間違って写しているよ!
「え~、ホントですか?」
これが答えになるワケないじゃん!解答見直してみなよ!
私は模範解答をみて
違っている
と判断したわけではありません。
なぜ、生徒さんが書いてきた答えが違っていると分かったのでしょうか
問5の答えが、もし生徒さんが赤文字で書いているのが答えなら、回答欄が30文字ではなく、20文字で答えなさい、という指定になるからです。
回答欄の文字数は、正解となる答えの文字数にかなりぴったりと作られています。
「20字で答えなさい」の場合は、回答は18字前後。
「30字で答えなさい」の場合は、回答は28字前後。
となっています。
なので、生徒さんが写している答えだと空欄が多すぎるので、本当の答えではない、と一瞬でわかるわけです。
この辺りは受験テクニックですね。先日の「国語の解答欄の母ば重要!」でもお伝えしましたが、解答欄の幅や文字数は、なんとなく決まっているわけではなく、ちゃんと理由があります。それに気づくと、自分が書いている答えが合っているのか合っていないのか、文字数から判断も出来るので、点数がグッと上がります。
件の生徒さんは、模範解答をみて、
「あ~!ホントだ!違っているところを書いてる!」
と言いました。
是非、問題の答えを書くときは、文字数にも気を付けてみてください