「 変容 」
今は深い手放しをするときだ。
あらゆる痛み、悲しみ、苦境に対して
もがくことはもうやめよう。
いくら原因を追求し、分析したとしても
それは変わったりしない。
あなたが真剣に参加して、あなたがそれを
促進しているのに、どうして変わるかね？
しがみつけばつくほど、
それは深く自分に刻まれる。
だから、手放しなさい。
スピリチュアルと言われる者たちの多くは
あなたの知らないことを教え、
信じることを求める。
彼らは、自分の教えを信じ込ませ
自分を信じるようにと教える。
嘆き苦しむ者たちに、大丈夫だからと
信じ込ませる。
何が？
何が大丈夫なのだ？
今、辛く悲しい状況にあるのに、
何が大丈夫なのだ。
大丈夫じゃないと感じているから
辛く悲しいのだ。
何も信じるべきではない。
彼らは、信者を集め自分の隙間を
埋めようとしているだけだ。
信じようと信じまいと
彼らが、あなたを変容させることは出来ない。
変容は、あなた自身が起こるものだ。
そこに信心は要らないのだ。
いも虫は大空を飛ぶ蝶を見て
やがて自分も空を飛ぶのだと信じているかね？
そこに信心は無い。
いも虫は震えている。
そして……殻に閉じこもるサナギになる。
信心もなく、しがみつくことを手放し、
サナギから出て大空を自由に飛び回る。
あなたが信じようと信じまいと
起こることは起こるのだ。
だが、手放すことで
それは軽やかな変容を促す。
あなたは神を信じますか？
……
私は、ここに断言する。
私は神を信じている者ではない！
神の愛と祝福に
あなたが満たされていますように……
