こんばんは、一ノ瀬 ユイです🌈

 

 

春が本格的に始まってきたような空気感ですね。

 

 

それでも、突然寒くなる時があるので、油断大敵ですね。

 

 

来月の春分前のクリアリング期間として、

魚座月間が始まりました。

 

 

19日に太陽が魚座入りしたことを忘れていました。

 

 

24日には乙女座満月を迎えるのですが、

 

今回は魚座入りのチャートだけ、言語化してみたいと思います。

 

 

 

私のネイタルチャートでは、

 

魚座は4ハウスと重なっているので、

 

季節外れの5月病みたいな感じで、冬眠が終わっているのに、

 

まだ巣穴から抜けきらない、みたいなグダグダ感と倦怠感を感じるのが恒例の2月の感覚です(笑)。

 

 

 

それでは、太陽魚座入りのチャートを見ていきます。

 

 

*2024年02月19日13:14・ホールサインハウス*

 

***

 

1ハウス@蟹座:月 = チャートルーラー

 

4ハウス@天秤座:ドラゴンテイル

 

8ハウス@水瓶座:冥王星・金星・火星・水星

 

⇒ 冥王星・金星・火星のステリウム、+水星でオーバーロード

 

9ハウス@魚座:太陽・土星・MC・海王星

 

⇒ 太陽・土星・海王星のオーバーロード

 

10ハウス@牡羊座:ドラゴンヘッド

 

11ハウス@牡牛座:木星・天王星

 

***

 

月がチャートルーラーで、

 

海王星とはスクエアを形成しています。

 

 

 

パッとこのホロスコープを見た時、

 

「乖離」という言葉が思い浮かびました。

 

 

9ハウスの視線の先は「遥か彼方」を通して、今に至る旅路ですが、

 

1ハウスと蟹座は、「今この場所」や「今この気持ち」です。

 

 

太陽にとって9ハウスはジョイの部屋ですので、

 

何だかこれをやっていて楽しいかもしれない、

 

みたいな感覚を忘れないことが、

 

太陽魚座入りのスタートの感覚なのかもしれない、と思いましたが、

 

いかがでしょうか?

 

 

 

ソフトアスペクトとハードアスペクトは、

 

吉凶や強弱という風に、二元的に考えれば、快と不快、得と損のほうな比較に走りがちですが、

 

私の感覚では、

 

どちらも同じ物差しの両端、シーソーの両端、磁石の両極のような感じで考えています。

 

 

 

どちらか一方が多いからといって、総合的に見れば、ちゃんと少ないことにも意味があって、

 

同等・均等であることは必ずしも安心の材料にはなりません。

 

 

 

話は戻りまして、

 

水瓶座の入り口に冥王星が鎮座する中、

 

水星が走り去り、金星と火星も続いて、

 

「起動スイッチ」を入れられるような、

 

花粉をつけられるような、そんなイメージが浮かび上がります。

 

 

 

火付け役の冥王星は、再度山羊座に戻る前に、

 

その下ごしらえ中なのでしょうか。

 

 

 

冥王星と月はクインカンクス/インコンジャンクトを形成していますので、

 

ASCという自分の目(もしくは身体と同化した色眼鏡)には

 

未だ認識されていない、重要視されていない要素が力をつけつつあることを暗示しています。

 

 

 

8ハウスは、見えない敵や精神的な葛藤、パートナーとの確執と和解、そしてカルマ(業)の部屋とされています。

 

 

 

冥王星といえば、冥界の門番、黒き太陽、太陽系の覇者と呼ばれ、

 

土星が部長職であれば、冥王星は名誉会長なもかもしれません。

 

 

 

人生において起こるべくして起こることの多くは、未知の体験であり、

 

恐怖や別離、重圧などを感じる機会と体験ばかり。

 

 

 

以前にも書きましたが、

 

水瓶座は「変化の進行」を象徴するサインで、

 

その変化を推し進めるためには、何らかの「目的」や「目標」が必要となります。

 

 

 

今回のホロスコープでは、太陽が魚座入りし、

 

土星と海王星の間を運行していく流れの起点として、

 

「自分の中の神聖な感覚」を大切に育てていくことを強調しているように思います。

 

 

土星は土や現実、人生、海王星は海や無意識(集合的無意識)、精神・靈魂を表し、

 

太陽は「今を生きる生命の働き」であり、「燃え尽きる定めを全うする生命エネルギー」です。

 

 

 

私たちがもし、自分自身の身体や心に対して、

 

何一つ感じるものが無かったとしたら、

 

私たちは食べることも寝ることも、そして動くことも、過小評価し、

 

自分の人生そのものを無下に扱うかもしれません。

 

 

 

なぜなら、自分の身体が借り物であっても、自分事として感じられないからです。

 

 

 

魚座@9ハウスの太陽は、

 

自分の存在を通して、世界との繋がりを見出そうとする意識を象徴します。

 

 

MCが9ハウスにあることの意味は、

 

人生に手応えを得ることや、生きる実感を感じるためには、

 

必ず自分の志向にマッチした物事や環境に沿うことが必要であり、

 

その道筋には必ず喜びがあること、といえます。

 

 

 

その表現の場は必ず用意されていますし、

 

未だ見えていなくても、今は見えていないことが必然であり、

 

逆に、過去に諦めたことも、本当に必要なことであれば、

 

また再び息を吹き返す時を待っている。

 

 

だけれども、私たちにはそのタイミングを決めることはできない代わりに、

 

タイミングが訪れた際には、実行するか否かを決めることはできます。

 

 

 

 

このホロスコープは、月以外の天体はすべて南半球(上部の半円)に位置していて、

 

意識や思考、感情が社会に引っ張られやすいことを示しています。

 

 

ちゃんと時間を決めて勉強したり遊んだり、働いたりできるからこそ、

 

コントラストができて、休むことの偉大さが分かるというものですので、

 

理想と現実のどちらに対しても、

 

過去と未来に意識を奪われないように、

 

やっぱり、「今ここにいる存在としての私」を手放さないように、

 

心配せず、かといって、過剰に期待し過ぎずに、

 

目の前の現実を味わって、自分の中の神聖な領域にエネルギー(経験値)を還元していきたいですね。

 

 

 

 

私はこういう記事を書いていてよく思うのですが、

 

これをやったら開運します!

 

これがラッキーアクションです!

 

といったことってランダム・ギャンブルだよなぁと感じてしまって、

 

特段思いつく言葉が無いのですが、

 

時期や季節に限定せず、

 

今の自分がどのような状況にあっても、

 

「それでも、私は素敵。」と自愛の気持ちで自分を包んであげることじゃないかな、と思います。

 

 

 

それが今回のチャートルーラーの月が伝えていることでもあります。

 

 

魚座は境界線を薄め、浸透率を上げる性質を象徴するサインです。

 

 

ですが、土星の有難いお告げにあるように、

 

ちゃんと物事の分別はつけて、自分の活動領域や器量を把握し、

 

人様の人生や生き様、言動に唾を吐くようなことはせず、

 

粛々と、そして、丁寧に、自分との関係を温めていくことに専念することが、

 

蟹座と魚座の「慈愛」や「救い」の器に繋がると、

 

蠍座色強めな私は考える次第です。

 

 

 

 

今日も、あなたは偉大なあなたを生きて、当たり前に、奇跡的に、素敵でした。

 

 

素敵な魚座シーズンをお過ごしください。

 

 

今度は、乙女座満月について記事を書きに参ります。

 

 

それでは、一ノ瀬 ユイでした🌈

 

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