真夜中にこんばんは、一ノ瀬 ユイです🌈

 

 

ふと思いついたことを書き留めたくなり、

 

メモ帳に書くくらいなら、いっそ記事にしてしまおうと思い、

 

忘備録として書いています。

 

 

 

古典占星術では、サインよりもハウスが重要視され、

 

より客観的な占断を行うことに重きを置かれています。

 

 

 

頭の片隅で、

 

天空を運行する天体が特定のハウスに位置する時のジョイについて

 

なんだかモヤモヤとした感覚がありました。

 

 

 

ホロスコープは、観る人の主観や経験、感性によって

 

見える景色が異なります。

 

 

 

私が古典占星術に興味を持った一番の理由は、

 

論拠を示すことができない、

 

感覚だけの占断には、自信が持てず、

 

もしかしたら思いやりがないのではないか、

 

という疑問からでした。

 

 

 

これは、現代占星術を否定・揶揄するものではなく、

 

私の知識・経験不足による考えで、

 

古代の占星術や占星術師を優遇する意図からの考えではありません。

 

 

 

というのも、

 

明言・断言する表現が多い古典占星術は、

 

運命論・決定論的な側面によって、

 

現代人が思い描く、内面に宿っている自由意志や創造性の発露に

 

水を差すだけでなく、ちゃぶ台返しをするような感覚を与えかねないこともあると感じていまして、

 

未熟な私はとやかく言える立場に立っているわけでもないものの、

 

古典と現代を統合する道を模索しているのが

 

現在の私だったりします。

 

 

 

タイトルに「4天体の十字架」とつけたのは、

 

そういえば、ジョイの部屋となる4つのハウスは、

 

太陽 - 9ハウス:神の部屋

 

月 - 3ハウス:女神の部屋

 

火星 - 6ハウス:悪運の部屋

 

土星 - 12ハウス:悪い精神の部屋

 

という風に、ヘレニズム期の占星術では呼ばれていたようで、

 

あら、これら4天体が十字を切っているではないか、とふと氣づいたからです。

 

 

ふと思い立っただけなので、それほど重要ではないのですが、

 

こういう氣づきを埋もれさせておくのはもったいないな、と思ったのです。

 

 

 

かくゆう、占星術の象意は、9ハウス、もしくは、3ハウスに属するもので、

 

実は、12ハウスは土星が絡むため、カルマ的な象意が強く、

 

現実を客観的に、高い抽象度で観測するには、12ハウスはむしろ苦手な場所なので、

 

12ハウスの太陽・水星・金星・冥王星を持つ私にとっては、

 

もしかしたら占星術を学ぶこと自体が苦行なのでは?なんて思ったりしちゃいます(苦笑)

 

 

 

月と海王星が強い場合、

 

もしくは、8ハウスや12ハウスに天体が集合している場合、

 

受容体としての素質はあるものの、

 

自らの意志で事を動かすことが難しい、という風に私は読みます。

 

 

 

これは悲観的に捉える必要はなく、

 

「自分の役目ではない」と開き直り、

 

他者にお任せする潔さを持つことによって、

 

「不出来な自分」というレッテルや思い込み、役割を引き剥がすことができますし、

 

他者にチャンスを与えることができる、という側面があります。

 

 

 

そういったことが頭にあるため、

 

6ハウスと12ハウスが、凶星である火星と土星がジョイの部屋というのも、

 

なんだか納得してしまったのです。

 

 

 

私のネイタルチャートの場合は、

 

3ハウスに火星、

 

6ハウスに月、

 

12ハウスに太陽・水星・金星・冥王星の天体集合があり、

 

9ハウスには天体が位置していません。

 

 

 

9ハウスは獅子座と重なっており、

 

獅子座のルーラーである太陽は、12ハウスに位置しています。

 

 

 

太陽と月はオポジションで、火星とTスクエアを形成しているのですが、

 

火星を現実創造の面で不活性を起こしやすいのは、

 

北半球にエネルギが溜まってしまう生活を余儀なくされるような、

 

エネルギーの過剰集中が、私の内面で起こってしまうからかもしれない、

 

と考えた時に、

 

もう1つのTスクエアを作ることが突破口になる、と予てから考えていました。

 

 

 

ですので、3ハウスに火星が位置していることで、

 

そもそもの素養や感性が無くても、

 

無い頭でがむしゃらに占星術の独学を進め、

 

占星術師や占い師を看板に掲げることをせず、

 

むしろ、コミュニケーションツールとして占星術を活用したのは、

 

火星のお陰だった、と今は感じています。

 

 

そこで、その火星をより善く捉えるには、

 

水瓶座の対極である獅子座に焦点を当てると、

 

私のネイタルチャートでは、

 

太陽と月のミッドポイントを獅子座に見出すことができるので、

 

あら、不思議、十字架が現れましたね…と思い至ったのです。

 

 

 

前々から薄々は感じていたのです。

 

 

この自覚が今ほど強まる前に、

 

獅子座ASCの人や、獅子座太陽の人との関わりが増え、

 

その後、兄妹も獅子座ASCだったことが判明し(汗)、

 

私には、確固たる意志を自分に投下するために、

 

他者が助け舟を出してくれるんだなぁ…と実感した2023年でした。

 

 

 

面白いことに、去年は、10数年ぶりに連絡を取り合うことになった人が複数名現れ、

 

なんだかパッとしない、スカっとしない感覚を持つ相手は、火のエレメントが強く、

 

土のエレメントが強い人は、淡泊な感じだけれど、温和な関係が続き、

 

風のエレメントが強い人は、嵐のように現れては消えていくような感じで、

 

やはり、水のエレメントが強い人は、瞬間的に感情が繋がる感覚を抱くことを再認識しました。

 

 

 

私のネイタルチャートでは、牡羊座にドラゴンヘッドが位置しているため、

 

特に牡羊座の太陽の人に関しては、冒険者だなぁ…という印象や、苦手意識が反射的に出てしまったり、

 

この人にはついていけないわ…みたいな感覚になることがあります。

 

 

これは私の内面で起こる胸騒ぎみたいなもので、

 

牡羊座のエネルギーが強い方がどうとかっていうわけではありません。

 

 

そういえば、牡羊座太陽のお持ちの方の鑑定は未だやったことがないことに氣づきました(笑)

 

 

 

話を戻しまして、

 

自らの背中を押す自分をホロスコープに見出すためには、

 

(他者の存在や介入を含めて)

 

天体が位置していないサイン・ハウスに、

 

もしかしたら、見つけようとする意図を持った時に、

 

隠れんぼで上手く、長く隠れていた子を見つけ出すようように、

 

ドッヂボールで最後までボールをかわし続けていた人にボールを受け止めてもらうように、

 

自分の中で、発見と安心感を見つけることができて、

 

そのために、丹念にホロスコープに隠されている要素を掬い上げることが

 

本当に面白く、有難く、嬉しいものなんだと思うのです。

 

 

 

 

それが今回のタイトルに繋がります。

 

 

「足りない部分」や「補う部分」としてではなく、

 

あくまで、内面における突破口で、

 

私にとっては、

 

水瓶座の火星@3ハウスが不活性になりやすい部分を、

 

対極の獅子座@9ハウスに自己救済の道を求めると、

 

ホロスコープ上に、12 - 6ハウスを中心軸とした十字架、

 

もしくは、四角形が立ち現れます。

 

 

 

面白いことに、太陽と月のミッドポイントを水瓶座に見出すならば、

 

また、火星を肯定してあげるには、

 

やはり獅子座のエネルギーが私にとって必要だという結論に至ったのです。

 

 

 

ホロスコープは、偶数のハウスとサインで循環・成立していますから、

 

10天体に限定せずとも、何かしらの感受点を使えば、十字架を見出すことができます。

 

 

 

十字架は、某宗教の専売特許ではなく、

 

物事の安定や契約、繋がりや絆の証として、

 

強く、逞しく、循環する形である、と捉えることができます。

 

 

 

 

今回は、ジョイの部屋(ハウス)に焦点を当てましたが、

 

火星期を進む私個人としては、火星をより良い形で発揮したい、

 

という意図もあり、

 

夜空を眺めていたら、「十字架を下ろす」という言葉が降って湧いてきたので、

 

なんとなく、誰かの心の慰めになったらいいな、

 

と思いつつ、

 

私こそが、その慰めを必要としていたんだな、と感じた次第です。

 

 

 

 

ちなみに、ハウスルーラーという概念もありますが、

 

サインルーラーと違い、

 

天体がハウスを支配するのではなく、

 

天体の働きがハウスの成り立ち・象意に根付いている、という解釈がされるようです。

 

 

***

 

ハウスルーラーとジョイとなる天体は、以下の通りです。

 

 

1ハウス:土星 【ジョイ】水星

 

2ハウス:木星

 

3ハウス:火星 【ジョイ】月

 

4ハウス:太陽

 

5ハウス:金星 【ジョイ】金星

 

6ハウス:水星 【ジョイ】火星

 

7ハウス:月 

 

8ハウス:土星

 

9ハウス:木星 【ジョイ】太陽

 

10ハウス:火星

 

11ハウス:太陽 【ジョイ】木星

 

12ハウス:金星 【ジョイ】土星

 

***

 

 

ちなみに、私のネイタルチャートをプラシーダスで見た際は、

 

土星が12ハウスでジョイとなり、

 

12ハウスと6ハウスはダブルハウスとなるため、

 

「禁固刑」に処されているような感覚を得ます💦

 

 

 

また、太陽は11ハウス、月は5ハウスとなり、

 

超絶わがままで、仲間想いの、頭お花畑な人物像が浮かび上がってくるのですが、

 

自己評価といいますか、内観し続けた結果、

 

なんだか私じゃないみたい、という気持ちになり、

 

ホールサイン・ハウスシステムでネイタルチャートを出したところ、

 

主観ではありますが、私はもっと奥まったところに住まう小人みたいな

 

今の私の立場や立ち振る舞いに相応しい感覚になったので、

 

私は現在ホールサイン・ハウスシステムを採用するに至りました。

 

 

 

 

やはり、経験に勝るもの、体感に勝るものはない、と考えるものですから、

 

プラシーダスを見ていると逆に、元氣が無くなるのが不思議です(笑)

 

 

 

なんだか、忘備録なのに、自己対話みたいになってしまいましたが、

 

何かしらのヒントになれば幸いです。

 

 

もう朝が始まる時間に、おはようございます。

 

 

それでは、また。

 

 

一ノ瀬 ユイでした🌈