こんにちは、一ノ瀬 ユイです🍀

 

日に日に涼しさが増してきていますね。

 

私は寝る時、寝巻きは半ズボンで、ブランケットを被って寝ているのですが、

そろそろ肌寒くなってきました。

 

1年中腹巻はしているんですけど(笑)、

脚が寒々しいんですよね。

 

冷えは身体を硬くさせるので、

温めていかないと動きにくくなるなぁと感じた今日この頃です。

 

 

さて、明後日には満月ですね。

 

以前の記事でチラッと書いたように、

 

私たちが満月に向かっている方向性と、

満月が私たちに近づいてきている方向性は、

 

矛盾せずに、異なる視点で一致している。

 

私はそのように感じています。

 

 

ネイタルチャートやトランジットに限らず、

進行の新月やプログレスの月、

ホラリーチャートで注目せざるを得ない天体は、月です。

 

 

満月は、地球を挟んで太陽と月が一直線に並ぶ現象を意味しますが、

ホロスコープでもそのように表示されていますね。

 

 

今回の満月は、牡羊座@12ハウスの月に対して、

 

天秤座@6ハウスの太陽がオポジションの配置です。

 

 

その直線に挟まれる地球は、私たちの意識であり、自我意識という起点。

 

その起点を地上に置き直して、東の地平線から天空図を見る時、

 

古典占星術でいうところの、太陽と月はアヴァージョンの場所に位置します。

 

 

アヴァージョンの場所(ハウス)は、太陽の光が届きにくい場所です。

 

 

牡羊座が最も暗い場所に位置し、その場所に月が位置する。

 

またその場所にはドラゴンヘッドが位置し、

 

対向の天秤座には、火星と小惑星リリスがコンジャンクションしています。

 

 

6ハウスは、環境や職場、健康などを象徴しますが、

 

前提としては、「取り込まれる」という牢獄的な体験を意味します。

 

 

火星は10月12日に蠍座に移動しますが、

 

10月には日蝕と月蝕が起こります。

 

 

小惑星リリスは、「汚されていない本領」を意味し、

 

本来発揮できる美意識や美の価値、客観視が

 

6ハウスに位置することで、封じ込められていることを意味します。

 

 

火星は行動力や表現力、意志を貫くためのプロセスを象徴しますので、

 

この6ハウスに太陽が位置し、満月が起こることで、

 

「囲われることで形成されてきた価値観」に見切りをつけ、

 

新たな意志を発露させていこう、という意識(光)の芽生えの予兆を感じさせます。

 

 

何はともあれ、牡羊座は「始まり」のエネルギーを象徴します。

 

 

靈長類たる私たち人間が、最も尊く、また、最も扱い辛いと感じている「心」を、

 

自我意識や他者意識にへばりついている「思い込み」からではなく、

 

本心や本音といった「純粋欲求」に照準を合わせ(チューニング)をすることで、

 

 

牡羊座 - 天秤座のノード軸のラインと呼応した満月のメッセージを

 

直感的にも、体感的にも、現実に反映させることができるのではないかと思います。

 

 

 

 

牡牛座のASCは、現状に起こってくる変化や刺激を汲み取ろうとする意志を表し、

 

それに対して、蠍座のDSCが、受け入れる大勢を促すことを表します。

 

 

このスタンスの先に何があるのか、といいますと、

 

山羊座@9ハウスのMCが象徴する「個人の価値観の刷新」に繋がります。

 

 

山羊座を運行する冥王星は、

 

来年2024年11月20日まで、山羊座の地慣らしを継続しています。

 

 

「俺の屍を越えてゆけ」というフレーズがパッと思い浮かんだのですが、

 

価値や重要性を向けられてきたもの、

 

それは文化や商品、地位などあらゆる「影響力」の崩壊と再生を目の当たりにし、

 

私たちもその現象・変化に呼応し、自らの生き方と在り方を変えていくことを

 

自分自身に許すことが、新たな時代への歩み寄り・前進なのではないかと感じます。

 

 

色々書きましたが、

 

「起こるべきことは然るべくして起こる」のであり、

 

それを文句を言いながら、だけれど、一喜一憂せず、

 

熱狂と冷静をまぜこぜにしながら、休憩をはさみながら山登りをしていきましょう、

 

ということですね。

 

 

今回の満月チャートでは、

 

水星を絡んでの土のグランドトライン、

 

天王星を頂点とした土星・金星とのTスクエア、

 

冥王星を頂点とした、ノード軸とのTスクエアが形成されています。

 

 

そして、海王星:魚座@11ハウスを頂点とした小三角(ミニトライン)は相変わらず建材です。

 

水星が緩く絡むことでカイトに発展していく流れにあります。

 

 

水星は乙女座@5ハウスに位置しますので、

 

「情報の断捨離・整理」が、太陽と月の約束ともいえる「新しい始まりのための準備」に貢献するはずです。

 

 

「情報」とは何か?

 

それは物(物質)だけでなく、概念や思考、感情はもちろんのこと、

 

あなたの生活に染みついているルーティーンワーク、価値観、信念なども含まれます。

 

 

物理現象を生んでいるものは、非物質次元の働きであり、

 

その働きを採用する、集合的無意識と、それに繋がる私たちの無意識です。

 

 

最近「メタ無意識」という言葉を知りました。

 

 

私の中にある概念では、12ハウスの領域が「個人の真理」と表現しています。

 

 

メタ無意識は、顕在意識と潜在意識の中間にあり、

 

潜在意識(集合的無意識・超意識の領域)の働きや情報を選別する働きがあるのだとか。

 

 

顕在意識は、良くも悪くも「言いなりの器」であり「プログラムの実行部隊」なわけで、

 

メタ無意識・個人の真理(確信・信念・意志)といった背景・プロジェクターを変えないことには、

 

いつまでも現実の中身が変わることがない、ということです。

 

 

 

今回の満月は、そういった「背景を変える術」を獲得するという面でも、

 

私たちに日常に、新たなチャンスやご縁が訪れ、

 

それが牡牛座の木星・天王星・ASC - 乙女座の水星 - 山羊座の冥王星と絡んで、

 

「破壊」と「創造」の現実創造の刷新に貢献するのだと感じました。

 

 

それは、蟹座@3ハウスにヒントがあるからです。

 

 

物質世界では、二元性の原理が働き、

 

必ず対立と補完の関係性が重要となります。

 

 

今回の満月チャートでは、

 

天王星を頂点としたTスクエアがありますので、

 

「自分の価値観・実感を刷新する」ために、

 

獅子座の金星と魚座の土星の対極性に注目させられます。

 

 

魚座の土星は、

 

「自己実現のための未熟さを戒める」という働きがあります。

 

 

その「構造改革」に対して、獅子座の金星が、希望的観測と現実的な喜びを拾うことで、

 

自己変容を喜ぶと同時に、その痛みを耐え忍ぶように働いているように見えます。

 

 

金星は牡牛座を支配しますので、土星の働き(意図)を読み取りながら、

 

水星の「整える」働きと呼応して、

 

「今喜びがあること」を感じ、味わい、認めることで、

 

これから変わっていく現実と自分の人生の旨味を見せてくれるはずです。

 

 

その旨味を知っているからこそ、目の前の景色が変わっても、

 

人生は、いつでも、どこでも、「私が主人公」であり続け、

 

この目線を放り投げることが無い限り、

 

私たちは常に、今この瞬間に、豊かさと安心感を見つけることができます。

 

 

 

人生は冒険ですが、それとともに、「幸せ探し」の繰り返し・積み重ねでもあります。

 

 

それを冷静に見ようとする視線が天秤座の太陽であり、

 

その目線の先に、新しい現実を作ろうとする心が月です。

 

 

蟹座@3ハウスがヒントと言いましたが、

 

それは「情報」であり「気づき」です。

 

 

乙女座@5ハウスの水星のメッセージを素直に受け入れることで、

 

蠍座@DSC・7ハウスのパート・オブ・フォーチュンが風に乗って

 

人とのご縁、人を介してチャンスが巡ってくる、

 

そんなメッセージを満月チャートから読み取りました。

 

 

中秋の名月とは、

 

月を眺める時、秋の空気が清々しく、落ち着いて、風情を感じられるため、

 

月をより美しいと感じられる、という意味があるそうです。

 

 

私は北欧・スウェーデンに住んでいた時期があるのですが、

 

秋の月は格別に美しく、魔力とも呼べるような魅力が強く感じられました。

 

 

私はよく、窓を開けて、風を感じながら、空を見上げ、

 

「今何をしたい?」と自分に問いかけます。

 

 

地球と宇宙の境目というものは、実は存在しないように、

 

家の中に居る環境は、

 

家という「枠」によって、外界と切り離されています。

 

 

だからこそ、窓を開けて、外の世界と意識を合わせる。

 

 

すると、意識が広がって、自分に向ける問かけが、

 

外界の風に乗って、新たな重力・求心力を得ることで、

 

心から浮上しやすくなるのかな。

 

 

そんな風に感じます。

 

 

四季には、それぞれの季節の楽しみ方があります。

 

 

食に楽しみを見出すのも善し、

 

旅行で喜びを味わうのも善し、

 

芸術に触発され、感動体験をするのも善し。

 

 

秋はやっぱり栗が食べたくなる一ノ瀬 ユイです。

 

 

冬がやって来る前に、秋を楽しみましょう。

 

 

次の新月は、天秤座で起こるに日蝕(金環日食)。

 

 

先に起こる出来事も大切ですが、

 

今、足元の、現状の「私」を大切に、日々を営んでまいりましょう🍀

 

 

それでは、また!

 

一ノ瀬 ユイでした🌟

 

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