おはようございます、一ノ瀬 ユイです。
もう少し早く秋分のチャートに触れたかったのですが、
なんやかんやあって、出遅れてしまいました💦
そのなんやかんやは、身体的・精神的な浄化。
習慣による肉体の酷使ではなく、
「今できることとは?」に意識をチューニングすると、
結局、身体のペースを優先することになりました。
他の人や流行のペースに合わせなくてもいいじゃないか、
それが私の持論であり、いつも立ち戻ることになる原点です🍀
*
今日から、7のサイン・天秤座のシーズンが始まりますね!
春分(牡羊座)と対極の位置で起こる秋分(天秤座)は、
自力でやってきたことを棚卸して、結果・収穫が見える時期であるとともに、
その結果・収穫を元手に、これから何をしようか、と考える内省の季節が始まります。
毎月、月によるサイクル、
毎年、太陽によるサイクル、
12年毎の、木星によるサイクル、
29年前後毎の、土星によるサイクルなど、
私たちは、天体が象徴する月日(時間軸)が重なることで、
日々と人生の彩りが生まれます。
では、今日の秋分はといいますと、
射手座のMCが示す「希望という的を射る」ために、
土着(現実)を明らかにして、
「今の手札で活路を見出す」ことが重要だと感じました。
これはどんな時もそうなのですが、
特に春分と秋分は、自己主観と自己客観のどちらかに比重が置かれることで、
その時々に着手する事柄が変わります。
春分は、意志の発露(起点)
秋分は、その意志の中間地点。
無自覚に過ごしていても、
占星術に無頓着であっても、
人は星の巡りと共鳴して生きているものです。
今日の日の太陽は天秤座に入り、
9ハウスに入ったことから、
「天の意図に沿う形」で「自分の意志を自覚すること」から
秋や冬の閉鎖的・内省的な季節の過ごし方を充実させる流れに入ります。
「時間は幻想だ!」
や
「運命は自分で創るものだ!」
だといえど、
パンが焼けるまでには時間がかかりますし、
人生は自分1人で成り立つものではありません。
概念としての神と、働きとしての神は、
同時に私たちの内側に存在しますが、
もちろん、外側にも存在します。
私たちは常に、「都合の良さ」や「心地良さ」を良しとしますが、
どちらか一方だけをエコひいきしたところで、
必ず、放置・放棄したものの存在を忘れていません。
このような感覚が、天秤座的な意識であり、
「私を幸せにする」という決意のために、
「世界を幸せに観測する」という自覚が必要です。
他者や世界を幸せにするのは、世界の仕事・役割です。
そのために、私たちができることは、
常に「自分自身を大切にすること」です。
その土台作りや意識作りを促してきたものが、
今日までの(天秤座に太陽が入る前の)乙女座の季節でした。
9ハウスは、古典的には「神の部屋」と呼ばれます。
科学的な神に対する概念も、
宗教的・スピリチュアル的な神の概念も、
言葉や形式を持たせた時点で、
何らかの虚像を獲得します。
そのような装飾をせずに、
「存在としての安心感」や「存在としての自信」を得るためには、
自分の中の概念や観念を払う必要があります。
人は、信じたいように現実を解釈します。
この記事であっても、
秋分のチャートの読み方は、私の感性に依存した、1つの可能性(解釈)でしかありません。
何が正解か?何が正しいか?は、結局誰にも分かりませんが、
「流れ」を掴むことはできますし、
その流れに合流しようと、変化を起こすことができます。
牡羊座にドラゴンヘッドがあり、
天秤座にドラゴンテイルと太陽がコンジャンクションし、火星も加勢しています(ダジャレじゃないです(笑)。
ホロスコープを何分割するか、で見方も規模も、見通しもガラリと変わりますが、
3ハウスと9ハウスは、鏡像関係にありながら、反転した立場で繋がっています。
太陽が位置する9ハウスは、広い世界の中に、地下への回路を見つけ、深く潜る場所。
それを「真理探究」という呼ぶ人もいれば、
「精神と時の部屋」のように、自己鍛錬と自己洗練の時空間のように捉える人もいます。
対して、ドラゴンヘッドが示す人生の流れは、
秋分に関してのみならず、1年半の牡羊座が示す「風の行方」を教えてくれます。
それが3ハウスに位置するということは、
日常の中に、ちゃんと気づきが用意されていて、
その気づきを多角的に捉えることで、喜びも苦しみもすべて総括した
「すべてが今にある」という感覚に触れることが重要です。
さて、月は山羊座に位置し、冥王星とコンジャンクションしています。
その場所とは、12ハウスです。
知らないうちに内面に築かれた「概念の塔」は、
静かに、ですが、ちゃんと解体が進んでいます。
新たな創造のためには、必ず解体という破壊のプロセスが待っています。
何もせずに、周囲に作業を任せるのか、
自分もその輪に入るのか、で、内面の変容の進行具合は変わるでしょう。
これが水瓶座ASCと射手座MCが示す、初動(動機)と行動(プロセス)によって
これから自分が見たい(創りたい)現実を体験する際の、とっておきの捉え方です。
人生は、時間は、何もしなくても、未来の方からやってきます。
ですが、その流れは、電車のように、扉を開けてはいるけれど、
電車に乗るのは、私たち自身ですので、
流れを知って、それに伸るか反るかを選択しなければ、
単なる流行、風や水の流れとなってしまいます。
今日のちょっとした時間で、
「今日も私は生きている」という喜びを感じ、
「また今日から新しい風が吹き始める」という意気込みとともに、
冬至に向かって、夏に溜め込んだ熱気や熱意を放出していきましょう🍀
物質性(土サイン)のグランドトライン(月・水星・木星)に対して、
太陽が乗っかっているところを見ると、
確実、現実を変える風が吹いている、といえます。
そして、海王星を頂点とした、天王星・冥王星の小三角に対し、
次に水星にバトンタッチをするまで、
しばらくは太陽がカイトの底辺となりますので、
一般的・形式的・表面的な豊かさや美しさ、面白さではなく、
「本当の私のゴール」を自覚し、意識の中で明確にすることが、
「私が私のために生きる人生」の実現のためのガソリンになるはずです。
*
気温がぐんぐん下がってきていますね。
私は腹巻をして、「肚を冷やさない」を徹底していますが、
射手座MCに倣って、スクワットでもしなければ、と考えています(笑)
私のホロスコープリーディングは、ホールサイン・ハウスシステムを採用しています。
占星術に関する知識が増えるにつれて、
「本当に読みやすい」と感じるハウスシステムを選んだ結果です。
昔はプラシーダスを使っていたのですが、
占星術で最も大切な「天体の状態」に関して、
一番しっくりくるハウスシステムがホールサインハウスだと感じています。
もちろん、時と場合によって使い分けることも必要になりますが、
「自分のやりやすい形」や「自分の表現にあったシステム」は自由に使い分けていいと思うのです。
私のホロスコープリーディングは、
古典占星術と現代占星術のハイブリッドのようなもので、
ここに、私独自の感性が乗っかります。
有難いことに、通話鑑定や個人鑑定、個人鑑定書で、様々な方とお話させていただいていますが、
「そんな見方をしたことがなかった!」
というお声を頂きます。
それが正解かどうかよりも、
「その人を観ると、そのような表現になる」
という表現を採用し、濁さず、そのままお渡ししているわけですが、
私1人だったら、この感性は役に立ちません。
やっぱり必要とする人のために、
私は自分の能力や才能、靈性を使うんだな、と頻繁に感じています🍀
鑑定のメニューをご用意はしていますが、
書籍や講座をお求めの声が増えてきたので、
なんとか間口を広げて、ニーズにお答えできるようにしていきたいと思います🌟
それが私の「意志」であり、「世界(あなた)との繋がりへの応え」となるかと思います。
私は天秤座にMCがあり、出生月は11月ですので、
秋は本当に心地良くて、大好きな季節です。
そんな季節に色んな方々とご縁を頂けることを感謝しています🌟
それでは、来週に牡羊座の満月がやってきますので、
その時にまた、星読みの記事を書かせていただきます🌈
素敵な秋分の日をお過ごしください!
一ノ瀬 ユイでした☆
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【一ノ瀬 ユイ】現在の活動内容
〇占いサイト・Lani様にて、西洋占星術講座を執筆させていただいています ⇩

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