おはようございます、一ノ瀬 ユイです。
早いもので、9月も中旬にさしかかってきましたね。
1年は、春分・夏至・秋分・夏至に四分割され、
天秤座に太陽が入る日(9/23)は秋分です。
ホロスコープは、どのような観点で、何を見るかによって、
「起点」が変わります。
宇宙のサイクルでいえば、「牡羊座」が太陽に入る春分を起点(始まり)とし、
陰陽のサイクルでいえば、「山羊座」に太陽が入る冬至を起点(興り)と考えることができます。
8月8日に太陽が獅子座15度に位置することで、
ライオンズゲートのピークとされているのは、
24節気の中で、「立秋」の時期にあたります。
ちなみに、不動宮のサインの時期は、「四立」と呼ばれ、
牡牛座15度では、ブルズゲート、「立夏」の時期に、
蠍座15度では、イーグルズゲート「立冬」の時期に、
水瓶座15度では、エンジェルゲート「立春」の時期にそれぞれあたります。
15度は、30度ある度数のピークとなる度数であり、
対向のサインのエネルギーを呼び込みながら、化学反応を起こすような地点といえます。
〇〇ゲートのピークだけが重要なのではなく、
不動宮のサインに太陽が入り、物事の固定化や浸透性、維持の作用が強まる、
という点が重要です。
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っと、また前置きが長くなってしまいましたが、
秋分とは、春分の対向の地点に太陽が入る日(起点)ですので、
春分時の太陽が、宇宙のサイクルの中で発露した「意図(1年の流れ)」に対する、
中間地点における「収穫時期」を表す、といえます。
12サインの性質「活動宮」「不動宮」「柔軟宮」のように、
始まり/創造 ⇒ 維持/固定 ⇒ 変化/循環という摂理が働いていることが強調され、
その実感を得られるのが、四季です。
秋分を前にした、調整と浄化の乙女座の新月は、どのようになるのかを、
私個人の見解をシェアしたいと思います🍀
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乙女座新月は、太陽と月が重なる、10:39頃に瞬間的に起こります。
「瞬間的」というところがミソで、
私たちの意識・認識は、ピークとなる時間(瞬間)だけにフォーカスするのではなく、
その前後から変化を自然と感じ、何らかの予兆や気づきを得ます。
そのため、太陽を追いかける月が、獅子座から乙女座に入る、本日13日から、
乙女座新月のギアが入ります。
先ほど触れた、四立のゲートの影響のように、
月1つのサインに約2日間運行しますので、
新月の日前後2日間、9/13~9/15~9/17の5日間が、
新月の象徴や影響が分かりやすいわけですね。
今回の乙女座新月の後には、
ノード軸(ドラゴンヘッド@牡羊座・ドラゴンテイル@天秤座)が7月下旬に以降した後の
初めての秋分が訪れます。
ノード軸は、サインを行ったり来たりしますが、
現在は完全に、牡羊座 - 天秤座ラインに位置していますので、
注目せざるを得ません。
画像は、ホールサイン・ハウスシステムの乙女座新月です。
ノード軸は、ドラゴンヘッド:牡羊座@6ハウス - ドラゴンテイル:天秤座@12ハウスにあり、
太陽と月(新月)・水星・MCは、乙女座@11ハウスにあります。
新月は、天王星R:牡牛座@7ハウスと、冥王星R:山羊座@3ハウスと
土のグランドトラインを形成し、「器の改良」とも呼べる象徴を掲げています。
乙女座新月をシンプルに表現するならば、
「生き方の方向転換のための序章」となるでしょうか。
そもそも、天王星が牡牛座を運行する約7年間と、冥王星が山羊座を運行する約12~32年間は、
確実に、時代・世代の刷新が水面下で進められ、
ジリジリと現実(景色)の見え方と向き合い方を変えるよう促され続けています。
また、海王星は、支配する魚座を運行中で、「支配」や「自己犠牲」、「搾取」、「妄信」といった、
古き良き&古き悪しき時代の意識を解体しつつ、新しい意識の芽生えが生まれるよう働きかけています。
恐らく、逆行と順行を繰り返す冥王星が、来年2024年11月20日以降に水瓶座に完全に移り、
トランスサタニアンによる小三角(ミニトライン)が外れることで、
被支配的・被害者意識的な意識、と書いてしまうと怖いですが、
「受け身で引きずられるようにして生きてきた感覚の自分」を認識し、手を離して、
宇宙のサイクルに調和する生き方を始めていくことが本当に必要なんだと確信が強まり、
その確信とは、全世界的に降り注いでいる、天体からの意図だと思える、ということだと思うのです。
これを象徴しているものが、6 - 12ハウスのノード軸です。
目に見える世界が、従属的(6ハウス・乙女座)で、
目に見えない世界もまた、理不尽で、信頼できないばかりに、
自分自身を信頼し、自分自身を活かし、自分自身を主人公にできないこれまでの世界の脚本(シナリオ)が、
新たなチャプターに進んでいく。
舞台の装飾や場面が変わっていくのに、
私は衣装はおろか、演技やセリフ(信念や価値観、思い込み)などを変えていけないと、
誰が困るのだろう?
「私たち自身=世界」ですね。
MCを通り越した新月は、乙女座から天秤座へ移ろうとしている。
天秤座とは、7番目のサインで、「客観性」という孤高の視座に関わります。
肉体を操るものが、思考と感情というマインドが「自我」だと思い込んでいると、
「意識」や「意志」といったものが、どんどんおざなりになっていきます。
そこで、今はもうどこにも感じられない「過去」と、
今はまだどこにも実現していない「未来」を俯瞰して捉えることができるのは、
「今」という地点・座標だけです。
秋分を前に、乙女座の浄化と調整のエネルギーは、11ハウスという「公」に投影され、
注目すべき出来事を、自分事として捉え、感じ、活用できるか、ということが重要になるでしょう。
そして、秋が更に進めば、蠍座の季節となり、変容と葛藤、脱皮へと歩みを進めていくことになります。
乙女座新月のホロスコープでは、蠍座が1ハウス(上昇宮)と重なっていることから、
「自分=世界」「顕在意識=自我(エゴ)」「潜在意識=世界(現実)」という
普遍的な事実を認めることが、重要だと読むことができます(パート・オブ・フォーチュン)。
何より、土星座に新月・天王星・冥王星が位置していますので、
水星座による、内面の浄化が大切になります。
心と体は一心同体ですから、自ずと、身体のメンテナンスやケアもしたくなり、
身体が楽になれば、身の回りの環境も整えなきゃ!と、自分を褒めたくなる内面の変化を
実際に行動に移すことで、乙女座新月から、秋分、今後の天体の動き・働きに沿う
「生き方の切り替え」に歩幅を合わせることができていくと思うのです。
木星が年内いっぱい逆行しますので、
今年は、断捨離や体調を整えることを少しずつ進めながら、
スペースを空けて、身軽になっていくことを第一に考えて、
余計な不安や脅しに乗っからないようにしていきたいですね。
これは、MCに近い水星(カルミネートと呼べるかな?)からのアドバイスです。
そして、土星と海王星:魚座@5ハウスによる、
現実を直視すること&夢や理想を持つことの両方を叶えることが、
未来(乙女座MC)を実現していくための土台となり、自愛となり、(筋トレのような)活力になっていくでしょう。
海王星を頂点としたカイトが形成され、
このカイトが5ハウスを起点とし、
新月にこの感覚や気づきを掘り起こすことができたら、
素敵なタイムラインに歩める、そのように感じて止まないのです。
いつものごとく長くなりましたが、
乙女座新月は、「今の自分を整えること」と「新しい自分を迎えるための準備体操」のようなタイミングです。
あなたの現実・人生は、あなただけが表現・実現できる舞台ですから、
どうぞ、魂の神殿である身体を大切に、(無意識や超意識と繋がる器である)心を清らかにできる力が、
あなた自身にあることを、何度も思い出してくださいね🍀
月が乙女座に入る本日9/13・15:00頃から、
今回のメッセージを活かしていただければ幸いです🌟
それでは、また!
一ノ瀬 ユイでした🌈
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【一ノ瀬 ユイ】現在の活動内容
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