長男くんが旅立って数日経過した。
今日から家には私とアタシちゃんと末っ子ちゃんだけ。
急に寂しくなった。
長男くんは、とても綺麗好きな子だった。
亡くなったら体液が出るから
トイレシートでくるんであげてと言われたが
長男くんは一切身体を汚すことがなかった。
最後の一回まで自分の足で立って
おしっこしてたくらいだもんね。
彼に称号を与えるなら
誇り高き旅する賢者
しかないなって思う。
アタシちゃんは昨日、アタシちゃんなりに
区切りがついたのだと思う。
長男くんのよくいた場所の匂いを嗅いで
何周もぐるぐる嗅いで嗅いで…
ふっと立ち止まって、自分のベッドに戻ってきた。
末っ子ちゃんはまだ。
ずっと寂しそうに眼を伏せ
いつもの溌剌な可愛さが影を潜めている。
昨夜、私の布団に潜り込み、やけに鼻息が粗いなと見てみたら
目に大きな涙を溜めていた。
賢い子だから、それなりに考えることがあるのかな。
今日から長男くんのベッドがあった場所で寝ている。
末っ子ちゃんにとってグリーフケアになればいいな。
私はどうだろう。
少しは落ち着いた感じもするけど、、、
遺影をポスターにしようと試みるも
なんだか気分が乗らず、オーダー出来ない。
お礼の品をオーダーしようとしても、出来ない。
もう少し時間が必要かもしれない。
個展の準備もあるけど、、、
もうしばらくゆっくり過ごそうかな。
あたたかくなってきたから
ずっと行けてなかった散歩も
アタシちゃんと末っ子ちゃんと、行ってこようなぁ。