ものすごく久しぶりに見掛けたので、ちょっとだけ。


サバンナRX-7
1987年にデビューした、マツダのロータリースポーツ。


この車ほど「走るため」だけに改良を続けられた車は無い。

サスペンションはもちろん、スタビライザーの太さまで、大して売れてもいないのに、
マイナー・チェンジの時以外にも、細かくしょっちゅう変更されていた。


傾向としては安全性アップの方向だったが、大手さんなら絶対にしない小変更。

初期型はエンジンもサスペンションもピーキーで、一般の人が買うとガッカリする車。


性能そのものは、今の車と比べてはいけない。
居住性も燃費も、議論してはいけない事になっている。


排ガス規制で打撃を受けた当時の日本自動車工業界にあって、この車だけが
元気さを持っていた。


ほんの一部のエンスー達のために、値上げもせずに改良を続けた車。

車そのものはボロですが、そんな事はどうでもいいと感じる車。


文句あんのか。

お前ら金持ちなんだろ?

BMでもメルセデスでも、勝手に乗ってろよ。
俺にはそんなもん関係ないから、邪魔しないでくれ。


そう思える人には、没木するほど素敵な車。

副作用として、女が全く寄り付かなくなります。


サバンナを取るか。
女を取るか。
あなたなら、どうします?

$Celestial Beginner's
$Celestial Beginner's
$Celestial Beginner's