バンクーバー・オリンピック開催中に書きたかったんですが、今更になって書きますが・・・

日本国の国民としてまことに不謹慎ながら、今回のバンクーバーはメダル無しになればいいと思ってた。

理由は書かない。

なんて思ってたら、スケートの皆さんがメダルを取りました。



スピード競技やジャンプみたいに、ゴールした瞬間、着地した瞬間に勝利を確信し、ガッツ・ポーズを見せ

るのは、まぁ理解する。

ところがフィギュアの様に、審査員が配点する競技で、まだ競技中にもかかわらずガッツ・ポーズをしてし

まう選手が増えた。

まだ客席に客がいるのに、さっさと着替えや雑談をするアイドルみたいなもんだ。

気持ちは理解するが、国の代表ならガッツ・ポーズは競技終了後にして欲しいと感じる。


知ってる限りでは、競技中のガッツ・ポーズは、伊藤みどりが最初だった。

世界広しと言えど、3回転半が出来るのは、当時は伊藤みどり、ただ一人。

成功した直後、滑りながらガッツ・ポーズをした。

それを見た瞬間

「たとえ4回転しても、お前に金メダルは無い」と感じた。



オランダ人の柔道選手、アントン・へーシングが金メダルを取った時、興奮したオランダ人が

柔の畳に入ろうとした。

抱き合って喜びたかったんだろう。

へーシングはそれを止めて、畳を踏ませなかった。

まだ試合は終わってない。

礼が済むまでは試合だ。

審判の前で両者が並び、礼が終わった後、へーシングは普通の白人に戻った。

この瞬間、日本の柔道はジュードーに変わった。


ガッツ・ポーズは試合終了後の方が美しい。



$Celestial Beginner's
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