私の思い出に残る脚光を浴びた大物、苦難の中でもそれを影でしっかり支えた味のある立役者達だけど紹介してみたわ。


写真1.落合 信子

落合が入団して1軍に上げて貰えなかった時期、スナックの客であった落合に信子は「あんた一体何がしたいの?」と聞くと落合は「三冠王になりたい」と答えた。信子は「じゃ、あんた歯治しなさい」と数百万円を提供して歯の治療・矯正をさせた。

1982年に落合が最初の三冠を獲って以降、成績不振で悩む落合に信子が「パリーグでホームランいっぱい打っているのは門田さんみたいな太っている人でしょ!?あんたも太りなさいよ」と一言。体重を増やした落合は、1985年に本塁打52・打点146・打率0.367で2度目の三冠を手にした。

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写真2.中村 玉緒

「不幸な母親を演じさせたら、この人の右に出る人は居ない」と言わしめる程、痛々しい母役を得意とし評価を得ていた。

バラエティ番組に出始めるようになったのも、咽頭癌に臥している勝を励ますためだった。その頃の勝は、もはや発声が困難な状況であり、病室のテレビで玉緒が出演するバラエティ番組を見るのが唯一の楽しみであったという。勝の葬式には晴れ晴れとした笑顔で弔問者を迎え、スポーツ新聞には「東京タワー葬」と書かれた。祭壇のセットに東京タワーが組まれるという異例の葬儀であったが、玉緒は勝を明るく見送った。

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写真3.トチロー(大山トチロー)

ハーロックの無二の親友にしてエメラルダスの最愛の人。

松本作品では定番の丸眼鏡、チビ、短足、寸胴、ガニ股という体型で無数に穴があいた帽子とマントを着用。

不格好な日本人として描かれているものの、剣術の達人として無法の西部を銃の名手たるハーロックとのコンビで生き抜いていく姿が描かれた。その腕は同作品のハーロック曰く「射撃は下手でも、接近戦では恐ろしく強い」。

超一流の技師であり、ハーロックの愛艦アルカディア号の設計者。ハーロックはトチローを「我が生涯の偉大な友」と呼んでいる。

ハーロックと共に様々な苦難を乗り越えてきたが、惑星ヘビーメルダーに落着したデスシャドウ号内にて病没という形で最期を迎える。

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さて、コーヒーでも飲んで寝るとするか・・・