春分の2日後に逆行をはじめた水星が、きのう順行に戻った。

あけて本日午前10:56、牡羊座26度で新月を迎える。

 

星々は牡羊座と山羊座に集まり、さながら活動宮祭り。

スタートの気概に満ちている。

 

今回の水星逆行期間は、めまぐるしかった。

味わい深すぎて、まだことばにならない感じ。感無量というか。

 

その余韻にゆったりと浸っていたい気分なのに、ソラは待ってはくれないらしい。

月と太陽に重なった天王星は、牡牛座入宮を来月に控え、最後の“点検”を促しているかのよう。

 

東日本大震災の翌日、牡羊座に入った天王星が7年ぶりに動く。

あの日以来、私たちの多くがさまざまな変化を体感してきたはずだ。

目に見えるものも見えないものも含めて。

 

これからまた、なにかが始まるのだろう。

スタートを切るのも、ゴールセットも、すべては自分。

 

右脳思考がもてはやされがちな昨今だけど、物事の実現化は左脳がカギだと私は思っている。


理知的に思考を使うこと。つまりは意思の力。

自分が意識できるのって実はそこだけ。

 

私は、どうしたいのか。

私は、どこへ行きたいのか。

私は、なにができるのか。

私は、どう在りたいか。 

私は、なにを感じているのか。


去年の夏あたりから、微妙に違う球を繰り返し投げなてきては、宇宙が「わたし」を問うている。


自身の才能を自ら認めて社会に打ち出すことには多少のキズを伴うかもしれないけれど、冥王星はやれ、と言っている。

日々の生活の場にこそ、そのヒントやきっかけはたくさん転がっているのかもしれない。

 

まずは火のような意思ありき。


目的地を決める。

制限や固定観念を取っ払って、思いきり自由に理想の彼の地の夢を見よう。


行き先が決まったら、あとは宇宙の流れに乗って自動運転(が理想)

目的地までナビゲートしてくれるものこそ、右脳が司る感情やフィーリングなのだろう。