うちは塾なし、平日一時間の学習で、
四ッ谷偏差値60くらいの公立中高一貫校に
合格しました。
子どもが知的好奇心旺盛で
学ぶことが大好きだったので、
より深く学べる中学が良いだろうと
中学受験を決めました。
いろんな学校の過去問を分析して、
どんな子どもを良いと評価して
来てほしいと思っているのかを理解して、
私達夫婦が子どもにどんな教育をして、どんな成長をしてほしいのかという考えに合致していて、子どもの性格に合っている学校を志望校と決めてました。
志望校がはっきりしていたので、
模試で点数が取れなくても、
知らない子に囲まれて時間を図って
テストを受けることに慣れるための練習と
割り切って、結果は気にしませんでした。
志望校の入試問題さえ取れれば良いので、
受験勉強開始から志望校に特化した学習をして、過去問の点数がどれだけ取れるかをいちばん重視して、どんな分野が得意で、何が苦手かを把握して、得意を伸ばして、苦手を補う学習をしました。
小5から受験勉強を開始しましたが、
子どもがやりたいといえば付き合うし、
なんか嫌といえば放置して、
時々これ面白そうじゃない?と
過去問を一部取り組ませて、
目が輝いたら受験勉強のルートに
また載せました。
勉強は本人がやりたい!楽しい!
教えてくれてありがとう!というのが、
基本の姿勢だと思います。
子どもの好みを考えて
勉強の面白さを伝え、
学ぶ意欲をかきたてれば、
あとは勝手に学びを継続します。
親の役割は
勉強は楽しいと理解できるように
配慮することと、
その材料集めと順序を考えることです。
ゆるく受験勉強をしながら、
小6になるときに、
本気で受験勉強をする意思があるのか
問い、やると言ったので、
銀本に取り組み始めました。
夏頃までは解けなくて悔しくて泣いて、
でもどこまでも諦めずに考え抜くんだ!と
言い張るので、
冬に近づく頃には楽しい!と
わくわく取り組むようになりました。
できないことも努力を重ねれば
成長するものだという体験を
習い事を通じてしていたので、
そこで得られた精神的な成長が
学習でも良い効果を発揮したと思います。
小6の夏休みはキャンプに行き、祖父母のところへ行き、旅行をして、楽しみました。
12月まで習い事の県大会で優勝しました。
冬休みも祖父母のところへ行き、年末年始をのんびり楽しみました。
受験が終わったあと、
すごく楽しかった!
入試問題をまた解きたいから
捨てないでね!とも言われました。
子どもがしたいと思うことは
ひとつも犠牲にすることなく、
楽しい受験ができました。
中学受験が過酷だとかいうひともいますが、
そうではない受験をさせたいのなら、
子どもの希望を全部叶える受験方法を
選択すれば良いだけです。
あなたが子どもの個性や特徴を見極めて、
最善の受験の仕方を創ればよいのです。