アレグリ作品集 | Celestial Forest~天上の森~

アレグリ作品集

 ついに入手しました。A Sei Vociのアレグリ作品集。発売元はフランス。英語圏以外のCDなんて、久々の入手かも…。

 何と言ってもバロック装飾風Ver.のミゼレーレは衝撃。歌うのは絶対こっちの方が難しい;ソプラノのハイCはないものの、比較的一音一音をゆっくり伸ばす原曲とは異なり、音の移動がかなり激しいので大人向け?のアレンジといった趣き。聴いていて新鮮。これはこれで面白いですね。

 Mass Vidi Turbam Magnamも綺麗なハーモニーで聴きやすいです。途中に入るPlain Chantが良いアクセントと良い声でかなり好きですよ~。
 でもミサ曲は誰の曲でもそうなのですが…結構聴いてて退屈したり(爆)。この1フレーズだけがいいんだよな~…とか。個人的にはフレスコバルディの物が唯一通して聴いても良いな~と思います(アレグリ関係ない;)。

 あとこのアンサンブルの人数の少なさに驚愕。1パートにつき一人とか二人。それでポリフォニーとか歌っているからすげぇ。さすがにごまかしが効かないのか子音が複数聴こえたり、ブレスの箇所は多いイメージだけど、安定していて凄い。タリス・スコラーズより何となく響きは大人しめですが、割と聴き易いですね。てか、A Sei Vociにタリスのメンバーだった人もいるという噂も聞き齧りましたが未確認;

 全体的に主張しすぎない感じで、ハーモニーに暖かみがあります。あと普通の声楽曲のCDと比べて録音レベルが高くて、オーディオの音量をそんなに上げなくても聴けるのがさり気なく嬉しい。

 ミゼレーレは通常のヴァージョン(ジョージ・ゲスト版)も入っていて、バロック装飾風と聴き比べられるのもいいですね。

 そういえばタリス・スコラーズ版はなぜかフレーズの移動箇所とCantorのメロディーが他と異なっていますが、正直あまり好きではない;タリスで是非ジョージ・ゲスト版を歌ってほしい…。