ドレサージュ
昨日失楽園組の夢を見たからか、勢い(?)で借りてきた。
渡辺淳一の『シャトウルージュ』。まだざっと流し読みしただけですけど、話しの運び方がなかなか面白い。
渡辺氏は今まで洒落た日本の場所を描いているイメージがあったのですが、これはフランスが舞台なんですよね。
内容も何と言うか、渡辺氏っぽくない(笑)。今までは割とありそうな男女の設定でしたが、今回は物凄い。
主人公は三十代の医師。性を忌み嫌い、自分との性的関係を拒む妻を変えさせようと、フランスの組織に頼んで妻を古城に拉致、幽閉。彼らの力で妻を性に目覚めさせようとする。
ちなみに、主人公は妻に手出しできません。調教の様子を送られてくる映像で見るだけ。
とまぁ、根本は夫婦の話しなんですよ(?)。
これ、いろんな方面で悩む。どのキャラに感情移入するかで全く話しの印象が異なってくると思うんですよね。
まず主人公の気持ちになって読むと、単純に可哀相で切なくなります。相手は妻ですよ?夫婦ですよ?なのに拒まれてるんですよ?したとしても妻は苦痛で仕方がないと感じ、「早く終われ」と思っているんですよ?
…そんな風に思われたら、妻に愛されていないと思って悲しくなります。
で、仕方なく(?)他人に依頼。そしたら、最初は嫌がるものの妻は段々感じてくるんですよ。
何たる屈辱。
いや、ここで「あの妻が性に目覚めた!」と思えるならいいんでしょうが、彼にあるのは嫉妬ばかり。矛盾していますが、こういうシチュエーションでは割とあり得る感覚でしょう。
彼に問題がなかったかと言えばそれは描かれていないのでわかりませんが、とりあえず「彼」だけの視点で見ると実に辛いですね。
で、描かれていない問題点を考慮して読んだ場合。
彼は独善的だったのかもしれない、あるいは独りよがりで下手だったのかもしれない、もともと妻は彼を愛して結婚したのではなかったのかもしれない。夫は妻は性を忌み嫌っていると思っているが、妻は性ではなく夫が嫌い。
そう思って読むと、かなり滑稽。
もともと妻には正常な性欲があり、セックス自体は嫌ではないが主人公との関係だけが何らかの理由で嫌。
すなわち自分のせいで妻が体を開かないだけなのに、それに気づかず他人に委ね、あげくの果てにその他人の手によって妻が悶える姿を見て嫉妬する。…アホですね(笑)。
まぁ、愛していない他人のフランス人達に弄られて開花する妻もどうかと思いますが…。それはあまりに夫に酷すぎないか;
そんな話しなのですが、単純に読み物としては面白いのではないかなぁと。シチュエーションは結構いいよね(誰に振ってるんだ?)。誰かに感情移入して読むとキツいので、単純に設定を楽しむのが正解かもしれない(笑)。
しかしなんだかんだ言われつつ売れているのは、批判やネタ要員除いても皆エロが好き、ってことでしょうか
思えばエロゲーとかもあり得ない世界ですよね。エロゲーは主人公が大抵若いからか、俺には小僧の戯言に感じられてあまり性に合わないですが。
まあ大抵の男が女性のファンタジー(少女漫画の男とか…)「?」となるように、女性にとって男のファンタジーも「?」なんでしょうなぁ…。きっと互いに「こんな男(女)いねぇ!」と思うだけで、「男(女)は、こんな異性が好きなんだ…」と考えることはないでしょうなぁ(笑)。あ、だから現実にそれっぽい男女が現れると、同性から「生意気」「媚売ってる」「気持ち悪い」と思われて嫌われるのか!
…男でも女でも中途半端な俺が言うのも変ですが;一番の理解不能は俺か!
でもだからこそ客観的に見られるとも言えるか…。
あ、ちなみに、映画版愛ルケ組の夢もたまに見ます(聞いてないって?)。
渡辺淳一の『シャトウルージュ』。まだざっと流し読みしただけですけど、話しの運び方がなかなか面白い。
渡辺氏は今まで洒落た日本の場所を描いているイメージがあったのですが、これはフランスが舞台なんですよね。
内容も何と言うか、渡辺氏っぽくない(笑)。今までは割とありそうな男女の設定でしたが、今回は物凄い。
主人公は三十代の医師。性を忌み嫌い、自分との性的関係を拒む妻を変えさせようと、フランスの組織に頼んで妻を古城に拉致、幽閉。彼らの力で妻を性に目覚めさせようとする。
ちなみに、主人公は妻に手出しできません。調教の様子を送られてくる映像で見るだけ。
とまぁ、根本は夫婦の話しなんですよ(?)。
これ、いろんな方面で悩む。どのキャラに感情移入するかで全く話しの印象が異なってくると思うんですよね。
まず主人公の気持ちになって読むと、単純に可哀相で切なくなります。相手は妻ですよ?夫婦ですよ?なのに拒まれてるんですよ?したとしても妻は苦痛で仕方がないと感じ、「早く終われ」と思っているんですよ?
…そんな風に思われたら、妻に愛されていないと思って悲しくなります。
で、仕方なく(?)他人に依頼。そしたら、最初は嫌がるものの妻は段々感じてくるんですよ。
何たる屈辱。
いや、ここで「あの妻が性に目覚めた!」と思えるならいいんでしょうが、彼にあるのは嫉妬ばかり。矛盾していますが、こういうシチュエーションでは割とあり得る感覚でしょう。
彼に問題がなかったかと言えばそれは描かれていないのでわかりませんが、とりあえず「彼」だけの視点で見ると実に辛いですね。
で、描かれていない問題点を考慮して読んだ場合。
彼は独善的だったのかもしれない、あるいは独りよがりで下手だったのかもしれない、もともと妻は彼を愛して結婚したのではなかったのかもしれない。夫は妻は性を忌み嫌っていると思っているが、妻は性ではなく夫が嫌い。
そう思って読むと、かなり滑稽。
もともと妻には正常な性欲があり、セックス自体は嫌ではないが主人公との関係だけが何らかの理由で嫌。
すなわち自分のせいで妻が体を開かないだけなのに、それに気づかず他人に委ね、あげくの果てにその他人の手によって妻が悶える姿を見て嫉妬する。…アホですね(笑)。
まぁ、愛していない他人のフランス人達に弄られて開花する妻もどうかと思いますが…。それはあまりに夫に酷すぎないか;
そんな話しなのですが、単純に読み物としては面白いのではないかなぁと。シチュエーションは結構いいよね(誰に振ってるんだ?)。誰かに感情移入して読むとキツいので、単純に設定を楽しむのが正解かもしれない(笑)。
しかしなんだかんだ言われつつ売れているのは、批判やネタ要員除いても皆エロが好き、ってことでしょうか
思えばエロゲーとかもあり得ない世界ですよね。エロゲーは主人公が大抵若いからか、俺には小僧の戯言に感じられてあまり性に合わないですが。
まあ大抵の男が女性のファンタジー(少女漫画の男とか…)「?」となるように、女性にとって男のファンタジーも「?」なんでしょうなぁ…。きっと互いに「こんな男(女)いねぇ!」と思うだけで、「男(女)は、こんな異性が好きなんだ…」と考えることはないでしょうなぁ(笑)。あ、だから現実にそれっぽい男女が現れると、同性から「生意気」「媚売ってる」「気持ち悪い」と思われて嫌われるのか!
…男でも女でも中途半端な俺が言うのも変ですが;一番の理解不能は俺か!
でもだからこそ客観的に見られるとも言えるか…。
あ、ちなみに、映画版愛ルケ組の夢もたまに見ます(聞いてないって?)。