お葬式休暇
今日は仕事の休みをとり
ご近所さまのお葬式の手伝いをします。
都会の方達にとって
ご近所さまの不幸で仕事を休まなければならない付き合いには
驚かれる方も多いでしょう。
分かります。不思議ではありません。
僕も父親が亡くなってから
ようやくこういった付き合いがあることを知りました。
今僕の住んでいる田舎町では
葬式のお手伝いというのは
最も優先されるべき行事のひとつです。
ちなみに世間一般では
村八分という村の掟を破ったものに対して
仲間はずれの罰を科すということばがありますが
その村八分においてでも葬式は助け合わなければならないようです。
仲間はずれの刑でも二分の付き合いは変わらないということ。
その二分とは一分が葬式で、もう一分は火事火災。
全部足して10のお付き合いだそうです。
しかしながら、時代も移り
お手伝いの内容もそれほど負荷のかからないようになってきました。
長老達の話を聞くと
昭和はご近所で葬儀を取り仕切り
食事を作るところから式場手配まで
何から何までご近所が葬家で行っていた時代であったようです。
平成になると
セレモニーホールで葬儀をあげるようになり
食事もケータリングサービスで、お手伝いは配膳だけになりました。
そして現代
セレモニー会社が続々現れ
一切のサービスを受けてくれています。
ご近所さんがお手伝いすることは
昭和に比べてめっきり少なくなりました。
それなのにお手伝いは変わらず
各家庭から2名の出頭制度。
最終日には、今なお葬家からお礼のご馳走を振舞われますが
大した手伝いをしていない我々にとって恐れ多くあります。
実情に沿わない制度と言えざるをえなくなってきております。
僕を含めて多くは
このお付き合い制度の見直しが必要でないかと考え始めているはずです。
先祖代々伝わる農村文化をいじるのは心ないですが
逆にこのままではご先祖さまの築き上げてきた近隣関係を悪化しかねません。
ここはひとつお付き合い制度に関して最若年者のわたくしから
一石投じて見たいと思います。
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