こんにちは🌿
魔女の庭 ー 楽園 ー の主、しまこです。
今日は、なんとなく「これを書いたほうがいいな」
と感じたことがあったので
明るいお話ではないんですけど、書きますね。
わたしはいまは日本に住んでいるんですけど、
以前しばらく、日本から飛行機で10時間ほど離れた外国に住んでいました。
そして、日本を離れていた間に
母が亡くなったんですね。
その時のことをすこしお話しようと思います。
母は病気をすることが多くて
当時も大きな病院に入院していました。
外国で働きながら、母が入院したという知らせを聞いて
心配しつつも仕事があったし
当時の家の家計の問題もあって
帰国しなかったんです。
母とはLINEで会話ができていたので、
そこで少し安心していた部分もありました。
そして、秋が深まってきたある日
夜中に突然、
「母がいなくなる」という感覚
ものすごい不安に襲われて
「お母さん!!!」と悲鳴を上げて目が覚めました。
心臓がどきどきして、呼吸も速くなっていて。
内臓がひっくり返るかのような動揺。
不安はしばらく消えませんでした。
このとき、母とは連絡がしばらく取れなくなっていました。
それから3日ぐらい経った日。
ランチを食べたあとデスクに戻って仕事をしていると
会社のメールアドレスに家族から緊急の連絡が入りました。
とにかく電話をして、と。
急いで電話をすると
「母が危ない状態だからすぐに帰ってくるように」
と言われ、気が動転しながらも
上司に事情を話し
急いでチームメンバーへも状況を説明して
迷惑をかけることを謝りながら業務の引継ぎをしました。
会社が帰国便の手配をしてくれることになり
手続きで会社の敷地内を走り回っている間にまた携帯が鳴りました。
嫌な予感・・・。
それが母の声を聞いた最後になりました。
翌日の便で帰国しましたが、
家に着いたときには
すでに先に母が病院から帰ってきた後でした。
あのとき、夜中に不安に襲われたときすぐに帰国していれば
間に合ってた。
でも「母は大丈夫」「そんなことは起こらない」って
否定したい気持ちと
お金に余裕がない状況を優先してしまった。
だから、伝えたいんです。
そういう感覚は無視しないでって。
それが大事な人に関することならなおさら。
「気のせい」で済まないことがある。
英語ではこういう感覚を
gut feeling (お腹の感覚)
と表現します。
わたしが感じた強烈な感覚がまさにそうですし、
「お腹のあたりがざわつく」
ぐらいの落ち着かない感覚、不安な感覚や違和感もそうです。
普段は「虫の知らせ」的なものを感じない人でも
その人にとって大きな出来事の場合は
鮮烈な直観が働くことがある。
(当時のわたしは生きていること自体が辛すぎて
感覚が閉じ切って麻痺していましたが
そんな状態でも直観が働きました)
だから、どうか
そういう感覚がもしあったら、
その感覚を無視しないで。
もうひとつだけ書いておくと、
母の他界について一つだけ
後悔していないことがあります。
それは、母が亡くなる1年ぐらい前に帰国して
入院していた母に直接会っていたときに
(当時はそれが最後になるとは夢にも思わなかった)
「お母さんの娘でよかった」
ってちゃんと顔を見て伝えられていたっていうこと。
自分の気持ち、いい感情も悪い感情も
人に伝えることが子どものころから苦手だったわたしにとって
母に会えなくなる前にちゃんと
「大好き」「大事に思っている」という気持ちや感謝を
伝えられていたっていうことがささやかな誇りになっています。
今日伝えたかったこと
・直観を無視しないで
・伝えたいことばは伝えたいと思ったときにちゃんと伝えよう
自戒を込めて。
