こんにちは
いろをたのしむceleste★ERIです
「価値」の話2回目です
私が思う「価値」とは
「手間暇をかけて
身につけたもの 作り上げたもの」
・資格 技術 それらを身につけるために
費やした時間・努力・費用
・モノを完成させるまでの過程
・経験を重ねて身につけたこと
です
光浦靖子さん(現在カナダ留学中)は
手芸の才能をお持ちでTV番組はもちろん
出版や個展をするほどの腕前です
ある番組で何日もかけて作った作品を
番組スタッフに
「いくらまでなら(お金を)出せるか」
と聞いて
「最高金額500円」だったそう
ご本人の嘆きが話題になり
同じような話を身近な方からも
よく聞いたことがあるなぁと
作品=材料費と思っている人が
少なくないという嘆かわしい現実
材料を揃えるまでの時間
作り始めるまでの構想や試作
完成までの労力や時間
オーダー品なら相手とのやりとり・修正
…ハンドメイドを全くしない者でさえ
これくらいは思いつくわけです
できあがったものだけを見て値段を決める
(しかも絶対500円はないだろう)
なんとも残念な発想です
スタッフだって時間かけて
番組を作ってるはずですよね
以前お昼の番組でしたか
「たったこの予算でコレが作れます」
みたいな特集をたまたま見て
「これは世の中のハンドメイド作家さんに
悪影響がでなければいいが…」と思いました
自分用なら安く手に入れた材料でいいけれど
プロが作って売っている作品に対して
スキルや手間暇など見えない部分への価値への
対価が支払われるのか
値段だけ見て「高〜い」と
口にするのは作家への敬意もなく
自分がその価値をわかっていないことを
露呈していることにならないでしょうか
〜ある日のTea Time〜
インドのニルギリ グレンデール茶園
特別製法(ゴールデントワール)
ダージリンのような大ぶりの茶葉と薄い水色
手作業で少しずつ丁寧に摘まれ
手揉みで製茶されています
大量生産できず
日本に毎年入荷するとも限りません
とても手間をかけて作られているので
よくあるニルギリよりお値段が高め
当然ですよね
クセがなくマイルドな味わいのニルギリは
個性を出すためにこういう製法もしているよう
茶葉1枚足りとも無駄にせず
大切に味わいたいものです