AYA世代・子宮体がんサバイバー×シングルマザー レイの闘病記

AYA世代・子宮体がんサバイバー×シングルマザー レイの闘病記

30代半ばで子宮体がんが見つかり、闘病しながら子育てに奮闘する日々の記録。
子宮体がんステージ3b、明細胞腺がん&類内膜がん混合
キイトルーダ+レンビマ併用治療中
まだ小学生の息子を社会に送り出すまでは絶対に生きてやる!という強い気持ちで毎日を送っています。

Amebaでブログを始めよう!

こんにちは。

当ブログにお越しくださいまして、ありがとうございます。

 

ここ最近は、酷い下痢に苦しんでいました。

さすがに一日に8回くらい続くと、身体はグッタリです。

今日の診察で先生と相談して、レンビマを一週間程度休薬することになりました。

レンビマをやめても下痢が続くようなら、キイトルーダが原因の可能性が高いので、別の処置が必要になるそうです。

 

一つ嬉しいことがありました。

今年の3月頭の時点では、膣に転移した腫瘍がまだ残っていたのですが、一週間前に行った膣の細胞診では、がん細胞は検出されなかったそうです!

先生の肉眼でも、腫瘍は見えなくなっていたとのこと。

腫瘍マーカーCA125、CA19-9も一桁台になり、造影CTやレントゲンの結果も問題なし!

キイトルーダ+レンビマ併用療法の効果が早くも出ていて嬉しいです。

副作用はつらいですが、効いているとわかると、モチベーションも上がりますね。

膀胱の腫瘍はまだ少し残っていますが、近いうちに肉眼でわからないくらいまではいけそうな気がしてきました。

 

今年の1月に膀胱転移がわかった時は、家族に託すノートに銀行などの大事な事柄をまとめておいたり、荷物の断捨離をしたり…

絶望の淵にいたのですが、今は希望を持てるようになってきています。

 

同じ治療を受けている方にも、どうか効果てきめんでありますように。

 

 2021年春

 

紹介状を持って退院し、その足でタクシーに乗って、大学病院まで行きました。

大学病院には父が駆けつけてくれ、色々な話をしながら、名前を呼ばれるまで、かなり長い時間待ちました。

 

今現在もお世話になっている、M先生と出会いました。

物腰の柔らかい女性の先生で、とても丁寧に、患者に寄り添ってくれる方です。

 

紹介状に入っていた様々な検査結果のデータを先生と一緒に見ながら、病状を聞きました。

 

先生「腫瘍が子宮全体に広がってしまっています。出血も多く貧血症状が重いので、早めの手術が必要です。週明けにすぐPET検査をしましょう。その結果で、どの術式が良いのか、医師のチームで検討させてもらって、お話します」

 

週明けすぐにPET検査をしてもらい、数日後、結果を聞きに行きました。

 

先生「PET検査の結果、現時点で遠隔転移は見つかりませんでした。

卵巣にも腫瘍は見られませんが、子宮体がんの場合は卵巣転移のリスクが高いので、卵巣等も全て摘出するのが基本になります。

レイさんの場合は腫瘍が子宮全体に広がってしまっている状態なので、広汎性子宮全摘出手術を強く勧めますが、術後は排尿障害になり、卵巣欠落症状やリンパ浮腫にも悩まされる可能性が高いです。

患者さんによっては、再発リスクが高くても、どうしても卵巣を残したいと仰る方もいらっしゃいます。

レイさんはどうされますか。」

 

私は、まず「遠隔転移がない」という言葉に少しだけ安心しました。

溢れ出る涙をこらえることが出来ず、泣きながら、「先生の勧めてくださった方法でお願いします」と伝えました。

どんな後遺症が出ようとも、子どものためには、出来るだけ長く生きることが最優先だったからです。

涙が止まらずあまり話せる状態ではなかった私を、父がフォローしてくれました。

妻を乳がんで亡くし、娘は子宮体がんになってしまって、父には相当なショックだったに違いありませんが、先生と話すのを頑張ってくれました。

 

先生がスケジュール調整をすぐに行ってくれ、手術は一か月以内にやってもらえることになりました。

お腹の痛みが酷かったので、毎食後に服用できるロキソニンと胃薬を処方してもらって帰宅しました。

 

この後、麻酔科の受診や、入院の説明を受けたりして、通院日以外は安静にしながら、手術日を待つことになりました。

こんばんは(o^―^o)

私のブログにお越し頂き、ありがとうございます。

ブログを始めてまだ数日ですが、予想よりもたくさんの方にお読み頂いていてビックリしています。

ここまで、駆け足でがん発覚までの経緯を公開してきましたが、今日からは現在行っている治療の日記を書きながら、過去に行った手術や抗がん剤治療のことも書いていければと思っています。

 

本日は、キイトルーダの3回目の投与を受けてきました。

外来治療で、簡易ベッドがたくさん並んでいる部屋で行います。

投与前に血液検査と、診察を受け、投与できるかが決まります。

幸い、血液データも問題なく、無事投与出来ました。

 

キイトルーダは、3週間に1回のペースで点滴をします。(6週間に1回(倍量)でも出来るようです)

生理食塩水→キイトルーダ→生理食塩水の順で、合計で30~40分くらいです。

私が去年受けていた、DC療法(ドセタキセル+カルボプラチン)は、合計で3時間くらいかかったので、それに比べるとかなり楽です。血管も痛くない。

今のところ、キイトルーダの方の副作用は、あまり感じていません。

 

本日処方されたお薬を紹介しますね。

 

 

レンビマカプセル

分子標的治療薬。毎晩飲む抗がん剤です。

私は現在、14mgを続けています。(基本は20mg)

 

アムロジピン錠

レンビマの副作用で高血圧になっているので、血圧を下げる薬です。

毎朝7.5mgで服用します。それでも下がらない場合は、頓服で2.5mgを服用。

頓服は1日1回まで。

 

ビオフェルミン配合散

整腸剤です。レンビマの副作用で、夜間に下痢が酷いので、毎食飲むことになりました。

数日様子を見て、改善しない場合はレンビマを休薬することになっています。

下痢止めは飲まない方が良いそうです。(下痢止めを飲むくらいならレンビマを休薬すべきとのこと)

 

上記の他にも服用している薬があるのですが、また別の記事でご紹介しますね。

 

キイトルーダの方にも下痢の副作用がありますが、レンビマを服用した後1~2時間で下痢が始まるので、おそらく原因はレンビマだと思われます。

 

副作用はつらいですが、効いてくれていることを願って、頑張りたいと思います!