LED水耕栽培の実験、第四弾として、シンガポールの肥料と日本の肥料で、チマ・サンチュの成長に差が出るのか比較してきましたスター

 

日本の肥料は「ハイポネックスジャパン社 微粉ハイポネックス」、シンガポールの肥料は「SingCrop社 POWER-GRO」を用いています。

 

前回(14日目)の様子はこちら

 

さて、1日目(定植時)~14日目(前回)の様子はこんな感じでした音譜

 

 

7日目時点ではシンガポール肥料優勢に思えましたが、14日目で日本肥料が盛り返していました。

さて、21日経過した現在の結果ですキラキラ

 

 

シンガポール肥料で育てたものの方が、若干大きく見えますねびっくり

しかし、実際に見てみると、明確な差がある、とまでは言えないような感じです目

 

それぞれの選手たちの様子はこんなかんじ。

 

わさわさしていてよく分かりませんね滝汗 どちらも元気に育ってくれていますキラキラ

 

さて、日本の肥料、シンガポールの肥料の成分は以下の通りでした。

 

日本肥料(微粉ハイポネックス):

窒素:6.5%

リン酸:6.0%

カリウム:19.0%

マグネシウム:2.0%

マンガン:0.005%

ホウ素:0.030%

 

シンガポール肥料(POWER-GRO):

窒素:1%(A液)+3%(B液)

リン酸:2%

カリウム:4%

マグネシウム:1%

カルシウム:3.5%

硫黄、アミノ酸キレート(鉄、マンガン、亜鉛、銅)、DTPAキレート鉄、ホウ素、モリブデン、EDTAキレート微量元素:1~3%

植物抽出物、バイオスティミュラント、アミノ酸、フミン酸塩:1~3%

 

日本肥料では、カリウムの濃度が非常に高いことが特徴でしたウインク

 

カリウムは、植物の根の生育を促進するために重要な成分とされています。

そこで、それぞれの根の様子を比較してみましたスター

 

 

差は…ありませんね真顔

 

さて、どちらの選手たちもすくすくと成長してくれましたので、今回の実験をまとめたいと思います目

 

チマサンチュを、「日本産肥料(微粉ハイポネックス)」「シンガポール産肥料(POWER-GRO)」でそれぞれ3本ずつ、LEDライト+若干の自然光(主に西日)で育てました。

7日間経過時点でシンガポール肥料の群の方が大きく育っている傾向が認められたが、14日時点ではほぼ差はありませんでした。

21日時点においては、若干シンガポール肥料の方が大きく育っているようであったが、明確な差があるとは言えませんでした。

日本肥料には植物の根の成長を促すカリウムが多く含まれているが、両群とも根の成長に差は認められませんでした。

 

以上より、「今回の実験条件では、微粉ハイポネックスとPOWER-GROでは、チマサンチュの成長に大きな差はない」と結論したいと思いますひらめき電球

 

各選手たち、お疲れさまでしたスター

今後もしばらくは収穫しながら同じ条件で育て、もし何か発見したらレポします音譜

 

使っている植物用LEDライトはこちら