妊娠がわかってすぐの本当に初期の頃、当時夏だったこともあってか、疲れやすくなって集中力が全然なくなって、出血が続いてたのも不安だったし、当時働きはじめて間もなかったコンビニのパート中もふらふらして脈も呼吸も速くなって、いつ倒れてもおかしくないなって思いながらなんとか仕事してたけど、このまま続けることで店の人にも迷惑かかると思ったし、赤ちゃんが心配だったし、何より体がしんどくて辞めさせて頂きました。


それほどまで体に影響を及ぼしてるのは、病院のエコーで見えた本当にちっちゃい命の証で、でもちゃんと心臓の音を聞かせてもらったりして、こんなにちっちゃいのにすごいって感動しました。


それからは出血治まったけど今度はつわりがあってスイカしか口にできない日もあったり、においに敏感になって気持ち悪くなったり、吐いたりもした。幸いそんなに長くは続かなかったので良かったけど。眠くて眠くてたまらない状態が出産までずっと続くような気もして、この頃までは体の不安が主だったなぁ。


4ヶ月後半くらいからだんだん体調が良くなったら、今度は気持ちの面で不安が出てきて、本当に親として子供を育てられるのだろうか?と思ったり、何故か訳もなく寂しくなったり悲しくなったり不安になったり孤独を感じたりで、夫がいない日中1日に何回も1人で泣いたり、色々考えて夜中もなかなか眠れない日が続いた。それがだいたい7ヶ月に入った頃までで、結構長かったように思う。チビちゃんには申し訳ないと思いつつ、『どうしてもそういう精神状態なんだから仕方ない、きっと私のことわかってくれてる』ってそこだけは良い風に考えてた(笑)同じく妊娠中の友達に会ったり、10日ほどの実家滞在中、高校のときの友達に会ったりしても、今までのように心からは楽しめない感じがした。今から思えば、安定期と言えども精神面は妊娠生活で1番の不安定期(笑)


少し無理したかな~ってときでも体調はそんなに悪くなかったけど、その頃胎動はまだ感じられなかったし、健診は4週間おきだったし、本当に生きてるのかな?ちゃんと育ってるのかな?大丈夫なのかな?って赤ちゃんのことを心配する気持ちが出てきた。7ヶ月、8ヶ月はだんだん胎動もよく感じられるようになったのもあってか、自然と気持ちの面での不安も少なくなり、比較的心穏やかに過ごせたかなぁと思う。


8ヶ月後半からはお腹の張りがあり、「苦しい~~」ってよく言ってた気がする。性別が分かったとき、あぁ、私この子の親に、娘の親になるんだ~ってすごく実感した。


9ヶ月になったら里帰りして環境が変わり、両親がいても夫がいない生活はやっぱり寂しい。初めて行った病院では『大きめ・逆子・帝王切開』など一度にいろんなことを言われ、だんだん出産に対する不安が出てきた。幸い逆子は1回の鍼灸治療でなおったので今のところ帝王切開の予定はないけど、出産の話を聞いたり分娩室を見たりして、もう出産が近いことを自覚させられ、また不安になる。陣痛に気づくのか?どんな痛みか?破水したら?無事出産できるのか?などなど・・・


それに加えて、出産後の生活についての不安。ちゃんとお世話できるのか?母乳は出るのか?産後の体調はどうか?精神的に持つのか?いろいろある中でも1番は金銭的な不安。産後いつから働けるのか?仕事も子供を預かってくれる場所(保育園など)がすぐ見つかれば良いけど・・・


なんだか初期からの振り返りみたいになりましたが・・・そのときそのときで不安は尽きないものなんだなぁ。ちょっと前までは子供を授かって結婚する友達がほとんどだったから子供の話についていけなかったり、まだ結婚してない子にはあんまり話せないこともあったり、最近になってチラホラ出てきた結婚が先の友達でも比較的早いうちに妊娠が分かったりで私なりに落ち込んだりしたこともあったけど、いざ自分が妊婦になって初めて分かったことや今までになかった体の調子、喜び、愛情、不安などのいろんな気持ちもチビちゃんがいっぱい経験させてくれたんだなぁ。


これから出産・育児を通していろんな経験をする中でも不安は尽きないと思うし、今までの精神状態から考えると既にチビちゃんに良くない影響が多少あるのかもしれないし、出産近いのもあってか不安定で良くない方向に考えてしまってるのが自分でも分かるんだけど、それでも出産までは極力心穏やかに、できるだけ余計なこと考えずに過ごしてそのときを待ちたいなぁと思っています。(実際なかなか難しくても、そういう気持ちだけはあるってことで・・・^^;)


チビちゃんが決めるお誕生日なら本当いつ産まれてきてくれても良いんだけど、例え出産に間に合わなくてもパパである夫が来られるときが良いなぁ。やっぱり逢いたいし、近くに居てほしいから。