"ラブレター"



この本は、著者いわさきちひろさんがご主人をどれほど愛したかをひたすら読者へ伝える作品だと…私は、感じたのですが⁈


読み終えた後、彼女は、どうしてここまで
ご主人を最後まで愛し続けられたのか?と
気になり、ネットで調べてみました。

実は、彼女は、バツイチで初めの結婚は、1年足らずで離婚されたらしく、初めのご主人とは全く上手くいかないままでの破局だった事実がわかりました。


あぁひらめき電球ビックリマークその反動でご主人への愛しさが倍速した可能性もあるかも?と思ってみたり…


また、ご主人へのアプローチも彼女からでは?と言われており、いわさきちひろさんの描く作品の愛らしさとか謙虚な雰囲気や儚げな印象とは全く違って、実は、尋常じゃない位に恋愛体質な情熱的な女性のような感想です。


そして、読み終えるとすぐに無性に別の作品も読んでみたいと素直に感じました。


なぜなら、この本を読んだ後、スッカリ自分まで恋愛体質な気になれた気になってしまったから
現実は、全く違うのですがショボーン汗


子供の頃からいわさきちひろさんが描いた絵が大好きでした


黒柳徹子さん著の『窓際のトットちゃん』の表紙の絵も作品もにもピッタリで素敵でした。



ご本人のことは、詳しく知らないままで、才能豊かなお嬢様っぽいイメージで好きな絵を書くことを職業に出来て羨ましいばかりだと…

このラブレターは、彼女が本当にご主人を純粋に愛してると読者全員に伝えたい気持ちで書かれた本です。
こんなに幸せそうで、純粋な女性は、私の周りには、ほぼ思いつかない位にアピールがスゴイのです。

愛するご主人にそっくりなお子様を持つことへの喜びや幸せについてもたくさん書かれてます。
でも、やっぱり一番に大好きな方は、ご主人だったのだろうと想像してしまいました。



現代では、中々実現不可能な添い遂げるまで愛し合える幸せな結婚。
一人の相手を亡くなるまで全力で愛し続けた彼女は、本当に幸せな女性で羨ましい限りです。

今は、この本の中でも登場する長男さんが彼女の作品の記念館を管理されているそうです。


あれから再び他の作品に興味を掻き立てられて何冊か拝読しましたが、この本を読む前とは、見方が違って、今は、大好きな女性の作品として読ませていただいています。


昨今、巷があまりに心削られる出来事、事件ばかりのため、現実逃避になり、スッカリ気分転換をしてくれた作品です。


戦中から戦後を駆け抜けて、すっかり便利な世の中になり、忘れてしまった私達への彼女からの人生の先輩として大切なことをこの本で教えてくれているような気がします。





最近は、もっぱらメール、LINE、DM ですね。
 でも、日本語の素敵さが伝わるのは、やっぱり紙に綴る手紙では、と思うのですが?
たまにお気に入りのインクの万年筆で書く📝
時を紡ぐ感じが最近は、大切な時間です。