昨日の朝は、羽虫のように、中空に白い雪が舞った厚木。
終日寒くて、風邪をひいている人や、外現場の人たちが心配な空模様でしたが、
今日は日射しがあって、昨日の雪も名残り雪だったか、と思わせる明るさです。
さて、株式会社セロリ総務担当自宅には、
現在、雪のように白いハムスターがいます。
ハムスターは、呼んだからといって、犬のように走ってきませんし、
猫のように返事もしません。
こちらの言っていることが伝わっているのか、
向こうが望んでいることを、こちらは理解できているのか
確証が持てないことが多いです。
それでも、コミュニケーションを続けていると、
繰り返した経験は学習しているようで、
ご飯の入れ物を持ち出すと、同じ場所で待ったり、
拍手をすると、回し車を回して、どや顔(勝手にそう思う)をしたりします。
小さいし鳴かないので、ケージから出しても、行方不明になったり踏んづけてしまうのが怖くて、
なかなか自由行動させられないのがつらいところですが、
ケージに入れっぱなしの時と、少しでも自由に散歩させた後では明らかに表情が違います。
先日、無理とは思いつつ「呼んだら帰ってきてね」と声をかけて、
廊下に続く戸は閉めた部屋の中で、散歩に放ちました。
散歩自体は初めてではないので、大体、あの辺に行くだろうと見通しを立てておき、
しばらくしてから、そのあたりに「帰っておいで」と声をかけました。
その後、じっとそちらを見ていたわけではないのですが、
なんと、ちゃんと脚の横に帰ってきたではありませんか。
ちょっとテレビに気を取られていたら、わざわざ脚の横をすり抜けて、
帰ってきたことをアピールするかのようでした。これは初めてのこと。
「オー、よく帰ってきたね」と褒めながらケージへ戻し、
ご褒美のかぼちゃの種をやると、満足した様子に見えました。
心配だからと箱入りにしておくより、
環境を整え(ほかの部屋に出て行かないよう)、目を配って
信頼感を示したら、ちゃんと応えてくれ、しかも幸せそうで嬉しかったです。