先日、東京に出た際、思いがけず近くを通ったので、
新聞で見て気になっていた銀座 教文館さんの子どもの本のフロアで開催中の
リンドグレーン展をのぞいてみました。
「長くつ下のピッピ」と言えば、
株式会社セロリ総務担当が小学生の頃、
学校で開かれた映画上映会で見て、
奇想天外な主人公の女の子の行動(具体的な内容は忘れましたが)に意表を突かれ、
まるで、自分が、その子が引っ越してきた先で友達になった近所の子どもになったように
わくわくした作品です。
1回の映画だけでなく、テレビでもNHKで何回かにわたり
放映されたようにも、おぼろげながら記憶しています。
放送を見た翌日は、登校中や休み時間に友だちとその感想を言い合って、
たのしさを反芻したと思います。
作者のリンドグレーンはもちろん、映像作品を作った大人たちにも、
ユニークな子どもの感性を受け容れる大らかな愛情がいっぱいだったから、
大人から見たら非常識なピッピの行動にも、作品を見ているときは、安心して感情移入し、
一緒に楽しめたのではないかと思います。
時間がなかったので、ゆっくりとは見られず、買い物もしませんでしたが、
ピッピ以外のものも含め、リンドグレーン作品はあらためて読んでみたいです。


