■仕事の話


朝8時半。

得意先Tの本社(Hさんがいるところ)の営業は9時からなのですが、注文書のやり取りをするのはTの工場のため、朝8時半から稼働している工場に連絡を取ることにしました。

ここにいる業務の女性は、とても感じのいい女性で、はるかにHさんより話しやすいのです。


18日に出荷したはずの荷物が手配ミスで出荷されていなかったので、今日出荷しますが大丈夫ですか、とストレートに電話で話し。

相手方もややびっくりはしていたものの、ちょっと確認して折り返します、ということで、どきどきしながら待ちました。


2分後。

得意先Tの工場長から電話が入る。

声はナイスシニアなおじ(い)さまで、物腰が柔らかな人です。

とっても感じがいい人なのですが、さすがに今回の件は参っている様子で、声がいつもと違っていました。


「なぜ出荷されなかったのか、詳しい話を聞かせてほしい」ということで、1から説明しました。


Tの本社は客先から注文が入ると、在庫をもっているTの工場に出荷手配をかけるのですが、このときTの工場はうちの商品はうちに注文して、うちがわかりに出荷する形になっています。


私のところにTの工場から注文書が入ると、納期回答をTの工場にFaxで返信し、発送先を見て私が各営業所にその注文書をFaxで流し、出荷手配を依頼します。


今回の場合、福島県送りの荷物だったため私は東京営業所にFaxを流しましたが、東京営業所はそんなFax来てない、とのことで発生したトラブルでした。


防げる方法はありました。

私が、毎日営業所の出荷物をちゃんとチェックしていたら出荷していないことに気がつけたのです。


けど、それができなかったので発生。

できない理由についてはいろいろありますが、ひとまず割愛。

システムの入っている端末の少なさが致命的というか…orz


Tの工場長に事情を素直に話しているうちに9時を回っていました。


Tの工場長がこちらに出した条件は少しでした。

「今日出荷すること。そして、すでに得意先には出荷したものとして請求書を出しているので、今月中に相手方に到着するように手配してください。でなければ、こちらの信用問題にかかわります」


今日は30日。

つまり・・・翌日に福島県に荷物を到着。

一見簡単に見えるのですが、通常の発送作業だと、中1日かかるので、急ぎで配達してくれる便を探さなければなりません。

しかも、荷物は3メートルを超える大きなものなのです。


確認します、と電話を切り、契約している運送会社に片っ端から明日中に福島県まで荷物を運んでくれるところを探しました。

どの会社も「きびしいです…」と。

小さいものだたら可能なところが多かったのですが、やはり3メートルを超える荷物だと難しいとのこと。


どうか、配達してくれるところがありますように・・・><


びくびくしながら回答を待っていたのですが、そのときTの業務の女性から電話が。

さっきの件かと思ったら、別件の本日出荷の荷物の話で。


超難題級の話だったので、さすがに私では分からず、工場へいって担当の人に確認したり図面開いて格闘したり実際のものを見て確認したり。

このときに必要な部品が出荷する荷物に実はついてなかったとかそんな驚愕の事実が発生したりとで。


朝からT関係で右往左往。orz


工場から戻ると、出荷便がありました、と連絡が入っていました。



ただし、かなりの急ぎの特殊な便で荷物を出すため、運賃が・・・

\40,000 orz

しかも、午前中に申し込んで荷物を持ち込まなければならないというおまけつき。


ただいまの時間、11時。

悩んでる場合じゃなーい!orz


商品の4倍の運賃。

しかし、背に腹は代えられませんorz

上司に事情を話し、決済の許可をもらいに行くと、あっさり許可をもらえました。

「相手が明日ほしいっていうんじゃ、しょうがないよね~」


次は、商品出荷です。

出荷係の人に、荷物を梱包して、荷物を持ち込んでもらえるように依頼・・・・


また出荷係の人にお願いをしに(ry



「またかーっ!!!!(怒」



はい、お怒りはごもっともだと思いますorz

特に今日はトラックが5~6個移動する日だったので修羅場なのもわかってます・・・orz


「で?今回はどこのミスなわけ?」

と聞かれたので、素直に私のミスですorz(東京営業所がほんとに受けとてないなら)、と告げると・・どんなお怒りが飛んでくるかとおもいきや…

「じゃあしょうがないね。送り状すぐに持ってきたら出してあげるから急いでね!」

と、びっくりするような回答が。

え・・!?

目が点になりつつも、はっと気を取り直してありがとうございますー><。と大感謝で即事務所に戻り送り状書きあげて工場へダッシュ。

すでにトラックに荷物を積んでくれていて、送り状を受け取るなり持って行ってくれました。


このとき11時15分。


荷物を持ち込む場所まで、車で20分の距離です。

午前中までの持ち込みは間に合うでしょう。

大感謝><。

大きな借りを作ってしまったので、借りを返すべく頑張ろうと心に決めたのでした。


事務所に戻ると、欠けていた部品の在庫もなんとか探し出したから、もう1点も何とか今日出荷できるよ、と上司が教えてくれました。

安堵のため息が思わずもれたり(*ノノ)


時計を見れば、お昼間近。


気にかかることがあるとすれば…・


Hさんからの電話がまだ入っていないということ・・・・

かえって不気味でした…・


その後、Tの工場長へ電話で明日必着で無事に荷物を出せました、もう一件も問題なく出荷できますと連絡すると、わかりました、とのこと。


と、ここで。

「悪いけど、この件本社のHに連絡しておいてくれる?」


ごふっorz

もちろんいやなどいえるはずがありません。


はいはいはいはい。

深呼吸深呼吸深呼吸・・・・


時計を見れば、11時40分。

これは今電話をかけるとお昼ごはん抜きになるかなぁ、あはは・・orzとかも思いましたが・・・

ミスはミス。

ちゃんとしなければなりません。


というわけで、ただならぬ覚悟を抱え、いざ、Hさんに突撃!


Hさん「ちょっと今かなり忙しくてそれどころではないのでとりあえず送り状とその時の伝票番号をFaxでながしておいてください。」←15分話したけど要約するとこんな感じ。


拍子抜けする回答でした。


11時55分に電話終了。

とりあえず、言われたとおり、送り状と注文書の控えをHさんにFaxしておいて、午前中の業務は終了。



半日T関係のお仕事で終わりました。

午後からはきっとHさんから電話があるはずです…


送り先が、結構頻繁に文句をつけてくる要注意な取引先だったのですから…・



そんなわけで、食欲もなかったですが、朝から動き回っていたことを考えると、食べないと午後からがやばいと考え、無理やりおなかの中に入れました。


午後からのことを考えると、気が鬱々としてくるので、お昼の日課になっているSさんへメールを送ってみたりして。

自分に喝を入れるつもりでがんばるぞーって書いたメールを送ってみました。


すると・・・!

Sさんからメールがっ・・・・


一行。いや、一顔。

「ヽ(・ω・)ノ」


・・・思わずほろっときそうになりました(*ノノ)

うわーん、うれしいよ~(*ノノ)

励まされてしまった(*ノノ)


今の私には、元気になるには十分すぎるほどで。


午後から気合を入れてお仕事に臨みました。

Hさんから電話がかかってくるまでにできるだけ多くの仕事を片付けておかなければなりません。

電話がかかってきたらこちらからきることは許されず、Hさんの気がすむまではなしをしなければならないのです。


・・・・・14時ちょっとすぎたころ、Hさんから電話が。




(2時間経過




目の前に「○○さんより電話ください」とかかれたメモ紙がどんどん積み上げられていきます。


けれど・・・っ


この電話を切ることはできませんでしたorz

私はTに怒られますが、Tは自分たちは悪くないのに、お客様に頭を下げないといけないのです。

Tが文句を言うのも、当然なのです。

Tの信用を傷つけてしまうのですからorz



ふと、そのとき、目の前に営業本部長が来て、「電話かわって」のジェスチャー。


Hさん「ですからね・・・」

私「うちのF(営業本部長)が話したいということですので、電話かわりますので少々お待ちくださ・・」

Hさん「えっ・・」


本部長「Hさん、いつもお世話になっております~♪Fです!」

本部長「このたびは本当に申し訳ありませんでした、事情は聞かせていただきましたが次からはこのようなことが発生しないように、重々注意いたしますので」

本部長「あれでしたら、私からI部長にもお詫びしておきます」

本部長「ただでさえ納期の件で大変ご迷惑をおかけしておりますので、これからもよろしくお願いいたします!」

本部長「では失礼いたします(がちゃ」



わずか2分で。

Hさんに一切言葉をはさむすきを与えず話して電話を切ったF本部長。

唖然と見守る私。


あんな切り方して大丈夫なんでしょうか・・・・・?

一応、得意先Tは、うちの会社の上得意様なのです。

たしかに得意先Tと営業的な話は全部本部長がまとめてくれてるので、任せて大丈夫なんでしょうけど・・


「大丈夫大丈夫。Hさん、俺のことかなり苦手に思ってるし、もう今日は電話かけてこないよ。」


その言葉には納得です。

本部長は頭の回転が速く、ものすごいマシンガントークを繰り広げるうえに、有無を言わさない迫力があるのです。

何を隠そう、私も本部長と話すのは苦手です…orz

いい人だし、気さくな人なのはわかるんですけれど、話す速度がすごくて、それを頭の中に入れて理解するまで時間がかかる私としてはかなり疲れるというかorz

つい、本部長としゃべる時は焦ってしまうのですorz


「それに俺、Hさん日本語通じないからやり取りするのやだもん(笑」


「話すなら、Hさんの上司と話すし」


「中の人さんHさんにかなり気に入られてるから、何かと電話かけようとするんだし、電話かけさせるネタあんまり作っちゃだめよ(笑」


「もう今日はかかってこないと思うけど、かかってきたら俺呼んでね~!」


としゃべりながら打ち合わせに入っていく本部長。


・・・・助けられてしまった(*ノノ)

大感謝><。


そのあとは本部長の言葉通り、Hさんから電話がかかってくることはありませんでした。






ただ。







よーし、さっそく今日からもうこんなことが発生しないように忙しくてもちゃんとチェックするぞー><。


というわけで、チェックですチェック。



おっけー♪

完璧!


今日はなにもミスがなかった(’’*←いや、それが普通なんですけど・・・


あ、そうだ、昨日出荷した荷物、伝票が上がっていたほかの営業所は大丈夫だったけど、福岡営業所の伝票だけ上がってなかったから確認できなかったんだよねー。

こっちもチェックしておかなきゃね。

一応「○○出荷手配かかってますよね?」って出荷担当の先輩に聞いた時には送り状も出てたよ~ってことだったから大丈夫だと思うけど、確認だけはしておかないとね♪


うんうん、ちゃんと出てるし売りも上がって…


理想)

商品A×1台

オプションB付、オプションC付、オプションD付 66,000



現実)

商品A×1台

オプションB付、 68,000



( □)   ゜゜



商品AにオプションBが付くときにはBの値段は無料になるってあれほど・・・あれほどっ・・・・orz


それもだけど、オプションCとオプションDがついてないのはなぜ?orz

昨日発行の送り状を見てさらに愕然・・・


CもDもつけずに出してる・・・・orz



福岡業務「え?CとDは部品だから本社手配じゃ?」

私「確かに部品だけを出すときは本社で手配ですが、製品にCとDをつける時には付ける時には、ほかの製品でも営業所で普通に手配してますし、本部長から業務通達も回ってるはずですが・・」

福岡業務「そういえばそうでしたね!(笑)じゃあ、今日出しますね(がちゃ」



る~る~るるる~・・・・・・orz




(がちゃ)

「はい、Hです」

「こちら株式会社・・・の中の人ですが・・・」

「はい、お世話になってます」

「実は……」





End