「人を見た目で判断するな」
ということがよく言われます。
人は外見ただけではわからない深いものだからです。
でも、私は人材派遣会社からの依頼や専門学校などで
マナーを教えるときにいつも言うことがあります。
あなたのコンテンツ(中身)を見てもらうには
見てみたいと、まず外見で思われないと次のステップはないということです。
一般の商品ならばなおのこと。
まず手にとってもらいその商品に興味をもってもらうという世界で
センスを発揮するのがパッケージデザイナーです。
パッケージには2つの役割があり
ひとつは中身が壊れないように保護すること。
もうひとつが商品の「顔」としての役割です。
あらゆるものが、包装され中見を予感させることによって、人々の手に渡っていきます。
先日ある有名なデザインの先生にお会いしました。
定番になっている様々なデザインを手がけている先生です。
例えば缶コーヒーなどは売れ行きと色やロゴや小さな容器にこめられる
たくさんのメッセージがほんの3秒間でお客様に手に取られなければ負けだそうです。
すごい世界ですよね。
デザイナーはなぜその商品が買われるのか
買われ方を徹底して研究します。
今は商品の多くがそれぞれの人のライフスタイルと密接に結びついているので
その商品がどんな生活のシーンで使われるのかという視点が重要です。
「セレブ」というキーワードにしても
このイメージから展開されるライフスタイルを彩るものは
どんな形や色になるのかをセレブスタイルでも日夜研究しています。
デザインとはすなわちコミュニケーションプランニングです。
あなたも
自分という商品のコミュニケーションデザイナーになって
いい第一印象を発信してみるのはどうでしょうか!