クリスマス・イブ です。
街は人がたくさんで、みなさん素敵な1日を過ごすようです!
今日は私は、代官山でフレンチランチをした後は、主人と白金にある「庭園美術館」で
華麗なるマイセン磁器を鑑賞してきました。
東京都庭園美術館は、朝香宮邸、(その妃殿下は明治天皇第8皇女)として、
昭和8年から美術館として公開されました。迎賓館としても使用されてきただけあり
歴史や文化が体感できる、私の大好きな癒しの場所の1つです。(お風呂やお手洗いもリアル)。
しかも、今回は「マイセン磁器」をしているとのことで食器好き、アール調好きな私には
大変気になっていましたが、今日、やっと来れたのです。
中に入ると1階から年代、時期ごとにその時代をあらわすセンスや絵柄が違います。
部屋を変わるたびに、時代を追っていくように、歴史が感じられて、ドキドキしました。☆☆
18世紀の初期に成功しスタートしたドイツ・マイセンですが、途中、東洋のシノワズリーや日本の
有田焼きを意識したこともあって、ロココ、20世紀初めのアール・ヌーヴォーまで、
時代趣味の変還が大変魅力的でした。(制作ビデオもあり驚きました!
なんと柄も制作もすべて1点1点手作業。本当に細かい作業なのにです!!)
また、1つの磁器に3枚の絵が入っているものもありました。(すべてストーリー)。
本当に一流のものはあえて主張しなくても、人を惹きつける(魅了する)正当派な品格があります。
ガラスの箱に入れられた、たった1つの小さなティーカップなどの作品を最低1分はじーーーっと
眺めていると、何だか自分の心の中にその時代のストーリーができ、勝手に理解しているような
気分になってきました。
時間もゆっくりと流れる美術館で、心が洗われた素敵なクリスマスになりました♪