「セレぶり3 Update ver.1.0」お蔵入り脚本~セレブは新居で誕生日を祝うものだ~⑥ | セレぶり3公式ブログpowered by Ameba

「セレぶり3 Update ver.1.0」お蔵入り脚本~セレブは新居で誕生日を祝うものだ~⑥

「セレぶり3 Update ver.1.0」お蔵入り脚本~セレブは新居で誕生日を祝うものだ~⑥をお送りします!

前回の「セレブは新居で誕生日を祝うものだ⑤」はこちら

それではお楽しみください!


~~~ここから~~~

ジョナ、ミチコマン、ロボットっぽく対峙している


ミチコマン「なんでこんなことに」


ジョナ  「これ、ある意味土佐犬よりツラいんだけど」


ぐっち  「まずはお互いジャンプだ!」


ジョナ  「ジャンプ?まあ、ジャンプくらいなら・・・」


ぐっち  「まずはミチコマンロボの青春ジャンプからだよ!」


ジョナ  「へ?青春って?」


ぐっち  「いくよ!(ボタンを押す)青春ジャーンプ」


ミチコマン「ええ?青春って?」


ぐっち  「ほら!青春ジャンプ!」


ミチコマン「(校門で横から突然後ろに手を組んで現われる後輩のようにジャンプして)先輩!てへ、待ち伏せしちゃった!」


ぐっち  「いいね!校門の前での後輩による待ち伏せジャンプだね!青春だね~キュンと来たね!じゃあ、次はオタミヤンロボだよ!青春ジャー・・・」


ジョナ  「ちょっと、待って、そういうのやるの?どうしよ!ええっと」


ぐっち  「オタミヤンロボ、ほら(ボタンを押す)青春ジャーンプ!」


ジョナ  「ええっと、(右手を挙げてジャンプしながら)文化祭は俺らが盛り上げるぜ!」


ぐっち  「はあ?」


ジョナ、ロボのポーズで固まっている


ミチコマン、顔をそむけ笑いをこらえている


ぐっち  「えっと、文化祭って言う響きが青春っぽいのかな?なんか昭和な発想だね」

   ジョナ、怒りをこらえる


ぐっち  「えっと、じゃあ、次は必殺技出してもらおうかな?セレブっぽい必殺技!ミチコマンロボ発進!(ボタンを押す)」
   
ミチコマン、雲竜型の土俵入りを披露し

ミチコマン 「(必殺技っぽく言う)リーマーン、ショッーク!」


ジョナ  「あ、ミチコマンのやつ吹っ切れたな」


ぐっち  「あ!懐かしの朝青龍を彷彿とさせる雲竜型からのリーマンショック!確かにこれはセレブにもダメージ与えそうな必殺技だね」

ミチコマン、頷く


ぐっち  「じゃあ、次はオタミヤンロボだね。オタミヤンロボ発進!(ボタンを押す)」

ジョナ、マドンナダンスから決めポーズで

ジョナ  「(必殺技っぽく言う)無人島を衝動買い!」


ぐっち  「確かにやってることはセレブなんだけど必殺技っぽくないなーこれはミチコマンロボ優勢かな?じゃ次はコンボだ!歩け!」


ミチコマン「(歩きながら)ドシーンドシーン!」


ぐっち  「よし!右パンチ!」


ミチコマン「モギュパキーン(ジョナにパンチ)」


ジョナ  「痛い!ちょっと!もう!何すんのよ!」


ぐっち  「よーし、効いてるぞ、止めをさすんだよ!超必殺技からモノマネ!」


ミチコマン「え?モノマネ?え?」


ぐっち  「超必殺技からモノマネ!」


ミチコマン、土俵入りからモノマネ


ミチコマン「(具志堅用高風)チョッチュネー」


ジョナ  「ええ!何コレ?どうすればいいのよ!」


ぐっち  「次、オタミヤンロボの攻撃!青春ジャンプからモノマネを披露!」


ジョナ  「え?」


ぐっち  「青春ジャンプからモノマネを披露!(ボタンを連打)モノマネを披露っ!」


ジョナ  「(ジャンプしながら)体育祭の主役は俺たちだろ!?(阿藤快のモノマネ)なんだかな~」


ぐっち  「きゃはははは!セリフ変わった!よしもう一回!」

× × × ×

   ミチコマン、ジョナ、廃人のように地べたに座っている


ぐっち  「いやー楽しかった!」


ジョナ  「なんか大事なものを失った気が・・・」


ミチコマン「ウチは体の節々が痛い」


ジョナ  「もう何時間も経った気がするよ。今何時?」


ミチコマン「もう・・・」

   ミチコマン、携帯の時間を見る。すると携帯の日付は

7月6日の夜九時ごろを指している


ミチコマン「あれ?7月6日・・・」


ジョナ  「はあ?」


ぐっち  「あっ!・・・ええっと」


   ぐっち、そーっと部屋に戻ろうとする


ジョナ、新聞の日付を確認


ジョナ  「ホントだ!今日は7月6日?あれ?え?」


ぐっち、逃げようとするがジョナに捕まる


ジョナ  「ちょっと!ぐっち?これはどういうことかな?」


ミチコマン「説明してもらおか?」


ジョナ  「(静かに押さえるように)あのさ、今日ってなんか7月6日みたいだけども・・・」


ぐっち  「えっと、ええっと、その」


ミチコマン「え?ちょっと、ぐっち、どういうことや!」


ぐっち  「ええっと、その、ぐっちの誕生日逆サプライズ!みたいな?ちょっと、試しにカレンダーを1日早く、めくたらすっかり騙されたからさ、その、ちょっと、悪のりしちゃった!みたいな?」


ジョナ  「はぁぁぁ・・・・」


ミチコマン「ぐぐぐ、ぐっちぃぃぃおのれ~待てこら~」


   ミチコマン、ぐっちを追いかける


ぐっち  「ごめん!ごめんって!だってつるっと騙されるんだもーん!」

   ぐっち、2階へ逃げる。ミチコマン、追いかけるの止めて


ミチコマン「おのれ~・・・まっええか」


ジョナ  「うん、逆にちょっとホッとしたね」


ミチコマン「そやね。ぐっちの誕生日はまだ終わってないってことやし」


ジョナ  「明日はちゃんと、ぐっちの誕生会やってあげようかね~」


ミチコマン「(笑顔)そやな」

   ぐっち、上からそおっと覗いてる


おわり