算数講師のつぶやきです。
今日の算数のつぶやきは、「図形」についてです。
先日の「計算」に引き続き、算数で学ぶ「図形」の領域、内容についてです。
まず、「図形」の領域に関する考え方が、昨年からの学習指導要領で大きく変わりました。
大まかにいうと、これまで「B 量と測定」「C 図形」と分かれていた内容が、「B 図形」「C 測定」となりました。
名前だけ見ると、「量」がなくなっただけに見えますが、そう単純ではありません。
「C 測定」として残ったのは1年生から3年生の内容だけで、
これまで「B 量と測定」として扱ってきた角の大きさや面積、体積といった内容が「B 図形」として扱われることになったのです。
系統のつながりとしては、長さやかさから面積や体積につながるのが自然ですが、そこの領域が分断されているのです。
また、同じC領域が1年生から3年生では「測定」、
4年生から6年生では「変化と関係」というまったく別の領域になり、とてもややこしい構造になってしまっています。
このようになったのは、中学校の領域とそろえるためですが、個人的な見解としては改悪になっていると感じます。もしかすると、今回の領域の変更についてちゃんと理解している先生は少ないのではないかと思います。
話はしょっぱなから脱線してしまいましたが、新しい学習指導要領のもとでの「図形」は、以上のような理由から、上の学年にいくほど多くの内容を含むようになりました。
大まかに「平面図形」と「立体図形」に分けて考えると、例えば「平面図形」は1年生で色板や棒、点による面構成、線構成、点構成を学びます。
その後、2年生以降で学習するものの名称だけをずらっと挙げると、、、 2年生
三角形、四角形、長方形、正方形、直角三角形、頂点、辺、面
3年生
二等辺三角形、正三角形、角、円、中心、半径、直径
4年生
垂直、平行、台形、平行四辺形、ひし形、対角線、面積、面積の単位
5年生
合同、底辺、高さ、多角形、正多角形、円周、円周率
6年生
対称、線対称、点対称、対称の軸、拡大、縮小、拡大図、縮図
網羅することが目的ではないので、漏れはあるかもしれませんが、このようにたくさんの内容を学習するのです。
もちろん、これに単位の間の関係や面積の公式、それに立体図形の内容もあるのです。
「図形」の内容に関する問題点は、仕方のないことではあるのですが、覚えることが多すぎることだと感じています。
どうしても知識先行になってしまってはいないでしょうか?
できれば、「図形」は名称を覚えるよりも、視覚や触覚をもって体感して欲しいものです。知識は後でどうにでもなるので、源体験となる活動をより重視することを望みます。
でも、じっくりと源体験を子供たちに提供し、向き合い、対話を重ねる機会が、このご時世では、少ない。
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