こんにちは晴れ



昨日、緊急事態宣言が出されました。
これから世の中はどうなっていくのか…。



成功者や賢人は歴史から学ぶと言います。


歴史はその時代の人間が懸命に生きた証であり、
後世の人類のために残された叡智でもあります。



そして歴史にはパターンがあり、同じようなことが起きます。




今コロナウィルスは人類を脅かしていますが、
過去にはもっとひどい病気がありました。


例えばペスト。

何度か猛威を振るっていますが、最盛期は1346年頃から数十年間。
黒死病と呼ばれていました。



ヨーロッパではなんと総人口の何割かが亡くなっているとかガーン


諸説あり、正確な数字も不明なのですが、世界で
数千万〜1億人くらい犠牲になったようですゲロー



色々調べましたが、確率的には最低でも10人中2人以上は亡くなっています。



何となくは知っていたペスト。

今までは遠い歴史の物語という感覚でした。


でもこの状況で改めて知り、

「本当に起きたことだったんだ」

「いずれ自分たちも歴史に書かれるんだな」

という強い感覚が生まれてきました。





過去にはたくさんのパンデミックがありました。

日本では奈良時代の天然痘が有名です。

天平9年(737年)
時の権力者、藤原四兄弟が次々と亡くなるほど。



この後は権力者が変わったり、
聖武天皇が国分寺、国分尼寺、

更には奈良の大仏建立に力を尽くしていきます。




パンデミックが起きた後は世の中が変わります。


衛生面や住環境が見直される。
信仰の見直しも起きる。


政権が変わったり、産業の転換が起きたり、
役に立たないと見なされたものが衰退したり。




ニュートンの偉大な発見の幾つかも、このような時に思索に努めていたからと言われています。
(17世紀のペスト流行の時ですが)


およそすべての分野に影響が出るので、
人々の価値観が変わっていきます。


これは西新井大師にある加持水の井戸
空海さんが疫病を鎮めるために祈願したとか。
(2月の写真爆笑汗)



パンデミックはどのように終息していったのか。

やはり衛生面の改善が大きいようです。
原因とされたネズミの駆除も。



ワクチンについて調べると、天然痘は1800年前後から。

ペスト菌は日本の北里柴三郎博士が1894年、
発見者の一人となり、食い止めることに成功。


天然痘もペストも治療法が確立するまでに、随分と時が流れていますが、現代ではもっと早くなされると思います。



とりあえず歴史から学べることは衛生面と、
世の中が大きく変わっていくということ。


だからそれを知っておくことです。


目隠しされて、唐突にジェットコースターに乗せられたらパニックになりますね?


でもジェットコースターに乗るとわかった上で
目を開けて乗れば、まだなんとかなります爆笑汗



あらかじめ、ここは変わっていくだろう、
これは見直されるだろう…といったことを予測しておくとショックが少ないかもウインク



個人的にこうした方が良い、と思うことは先取りしてやっていくと、翻弄されることが少なくなると思いますニコニコ



それではまたキラキラパー