親に終活してもらいたいけど切り出せないあなたへ | 『人生を楽しむための終活の専門家』佐藤真砂子のブログ

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自分も家族も安心、やりたいことをやって楽しく生きるための終活講座を開いています。

もうすぐ8月、お盆の季節ですね。
帰省しようかどうか悩んでいる人も
いるのではないでしょうか。
 
 
 

そろそろ年齢的に実家の親が気になる。

まだ元気そうにしているけど
動きも鈍くなってきているし
身体も小さくなってきたような、、、
 
 
 
 
終活の準備なんて
まったくしていそうにもないし
何かあったときにバタバタしそう。
 
 
どこに何があるかわからない。
どんな薬を飲んでいるかわからない。
お金だってどこに預けているのか不明。
 
 
 
一緒に住んでいてもなかなかわからない。
まして、離れて住んでいたら
まったくわからないことばかり、、、
 
 
 
こんなときどうしたらいい?
 
 
 
親にエンディング・ノートを渡しても
書いてくれないって思った方がいいです。
年とると「考えて書く」ということが
かなり疲れる作業になるんです。
 
 
だから、あなたが親に話しを聞いて
あなたが書いて親に確認してもらう。
ちょっと面倒って思うかもしれないけど
その方が早いし確実なんですね。
 
 
 
そのときに何を聞くか、が大事。
いろいろ聞きたいけど
とりあえず聞いておくこと。
 
①  金融資産の預け先
 どこに預けているかがわからないと
 正直なにもできません。
 どの金融機関に口座があるか聞いておく
 いくらあるは聞かなくてもいいです。
 
② 保険
 生命保険や家や車などの損害保険など、
 保険証券を確認しておく。
 そうすれば、何かあればすぐに請求する
 準備ができますよ。
 
③ 借金
 住宅ローンや車のローンなどの借金、
 クレジットカードの情報
 保証人になっていたらその情報
 借金も相続財産ですからね。
 知っておかないとね。
 
④ 不動産
 登記の内容が書いてある全部事項証明書
 のある場所を確認しておく。
 
⑤ 医療・介護情報
 保険証のコピーをとっておく
 (見つからなかったときのため)
 持病やアレルギー、飲んでる薬、
 かかっている病院・主治医の情報。
 介護のケアマネージャーの情報。
 
⑥ 年金
 年金証書
 これもコピーしておくといいかも。
 
⑦ 葬儀関連
 どこかの互助会に入っているか。
 生前契約をしているか確認。
 
⑧ お墓
 すでにお墓を用意してあるか確認。
 
⑨ 交友関係
 親戚を含め、親しい人の連絡先を
 聞いておく。
 
 
 
 
 
ざっとあげてみました。
実際にエンディング・ノートを書くには
もっともっと項目があります。
 
これは、親に何かあったときに
あなたが困らないようにするための
親から聞き取る内容なんです。
 
 
 
 
 
もうすぐお盆です。
帰省して顔を見せて話してみませんか。
会える機会も意外と少ないものですよ。
 
 
 
 
 
 
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。
素敵な一日をお過ごしください。ラブラブ