卒業式 | 徒然なるままに~ブライダルのあれこれ

卒業式

sotu 今日は、講師を務める専門学校の卒業式でした。

600名ほどの卒業生と教職員が入る、名古屋市内の大きなホテルの宴会場での式典でした。

ほとんどの人が、ホテル業界、ブライダル業界を始め、さまざまな職場や環境へと旅立っていきました。

中学校の卒業式と違い、君が代や校歌、卒業の歌の斉唱はなく、卒業証書授与と表彰、卒業生総代の卒業の言葉がメインでした。

以前に講師をしていた中学では、『仰げば尊し』や全校生徒による『旅立ちの日に』に胸が熱くなりましたが、今日も総代の言葉にはジーンときました。

そんなときでも、自分たちの代表が話しているときだというのに、相変わらず私語を慎まない学生(もう学生ではないですが)もいました。誰のためにこういう式典を開かれているのかをわかっていないのでしょうか?明日から社会人だというのに。

それでも、着物に袴姿、スーツ姿の卒業生たちは晴れ晴れとしたいい表情をしていました。

これから、それぞれの道で活躍されることを祈ります。

ブライダルの世界でも、授業でいい続けていたように、『お客様に信頼され、喜ばれる仕事』をして欲しいと思います。


ところで、袴姿の学生が多かったのですが、ブーツを履いている人、足袋に草履を履いている人、2通りいます。卒業証書を受け取りに舞台に上がる時、足元が目立ちます。ブライダル学科の代表は足袋に草履でした。紋付の黒地の着物に袴と、非常にクラッシックな正装でした。フォーマルとカジュアル、ブライダルの世界では特に意識することなので、ホッとしました。

親御さんのお支度や教育がしっかりしていらっしゃるのでしょう。

数年前からブーツを履くことが多くなっていますが、昔の(明治、大正時代)女学生の普段着や通学着にはブーツのイメージがあります。でも、きちんとした儀式や正装の場には、やはり足袋に草履を履いて欲しいなと思います。和には和を。


4月からはブライダル学科に加え、ホテル学科でも講師を務めることとなりました。

来週までに講義計画を作らねばなりません。

ということで、卒業生の皆さんの健康と活躍を祈念し、今日はこの辺で。