海野晋吉 | 文武一道

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主に『映画』『音楽』『芸能』『文化』『経済』『歴史』等、つまり雑学?(あと、『カンフー映画』にはかなりDEEPにハマッてます!)



 NHKの朝ドラ『虎に翼』で、“原爆裁判”が描かれてますが⁉


 訴訟を起こした被告側の弁護士は、ドランクドラゴンの塚地武雅さん演じる…雲野法律事務所の雲野六郎弁護士❗


 ついつい困っている貧しい人達の依頼を受け、事務所は給与が払えなくなるほどの火の車となってしまう雲野法律事務所?


 そんな雲野六郎弁護士のモデルとみられるのは、海野晋吉弁護士!!



 雲野六郎弁護士は、ドラマ内では最初、共亜事件の担当弁護士として登場してきました⁉


 でっ♪、事件の元ネタとなった帝人事件の裁判でも、海野晋吉弁護士は弁護をしています❗

 そんな、海野晋吉弁護士とは?


 海野晋吉(うんの しんきち;1885年8月29日〜1968年7月6日)弁護士は、昭和戦前・戦後の社会派、自由人権派の弁護士‼



 海野晋吉弁護士は、大正、昭和の時代を通じて一貫して社会、経済、労働と広い分野で弁護士として活躍し、思想事件の第一人者と言われるなど、困難な刑事事件に取り組みました❗

 海野晋吉弁護士は、多くの思想裁判・政治裁判の弁護を行い、戦後は社会運動も行いました⁉

 また、戦後初の最高裁判事の職を受けず、親友の片山哲内閣の法務大臣の職も受けず、一貫して弁護士であることを貫きました‼

 1947年に自由人権協会を創設し、その後20年間にわたり終生、理事長として日本全国に人権思想を普及するために奔走?



 また、海野晋吉弁護士の事務所からは多様な優れた門下生が多数輩出されたそうです⁉

 海野晋吉弁護士は、1968年7月6日に逝去されましたが、晩年気に掛けていたのは、自由人権協会の行く末と、サリドマイド薬害裁判❗

 海野晋吉弁護士の名前を冠とする人権基金である「海野人権基金」が設立され、人権に関する調査研究活動の助成と、人権擁護の促進のために奮闘する方々を支援することが目的とされていたみたいで?

 海野晋吉弁護士は、戦後も多くの社会運動に関与し、憲法擁護運動や沖縄問題にも取り組み、社会正義の実現を目指して活動‼



 また、1961年には日本民主法律家協会を設立し、代表理事に就任❗

 この日本民主法律家協会は、法律家としての立場から社会正義を追求するための組織で、海野晋吉弁護士はその活動を通じて多くの人々の権利を守りました⁉

 海野晋吉弁護士の活動は、戦後日本における人権擁護や社会正義の実現に大きく貢献?

 海野晋吉弁護士の努力と献身は、多くの人々に影響を与え、今もなおその精神は受け継がれているみたいです‼