9月の「聴き耳クラブ B」はこんな内容でした! | CEL英語ソリューションズのブログ

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9月29日の聴き耳club Bで扱ったリスニングの話題は

 

Miracle in the Jungle(ジャングルでの奇跡)

 

昨年の5月、コロンビアでセスナ機がアマゾンのジャングルに墜落しました。離陸後パイロットはエンジンの不調を報告していましたが、間もなく消息を絶ちました。乗客は6人で、その中には母親と生後11か月の乳児、4歳、9歳、13歳の4人の子供がいました。

 

墜落から2週間後、機体の残骸が発見され、パイロットと母親を含む3人の遺体が確認されましたが、子供の姿はありませんでした。

 

そこで、コロンビア軍が捜索を開始しました。これは「希望作戦」(Operation Hope)と名付けられ、食べ物をヘリコプターから密林に投下したり、拡声器で録音した家族の声を流したりすると同時に、地上では兵士と先住民からなる捜索隊が必死に子供たちを探しました。

 

捜索隊は最初、哺乳瓶、食べ物の破片、汚れたおむつなど子供の存在を示す痕跡を発見し、その後、赤ん坊の泣き声に気づき、4人を救助しました。衰弱しているものの4人全員生存していたのです。墜落から40日後のことです。

 

コロンビア大統領はこれを奇跡と呼び、歴史に残る生存劇と述べました。高い木々が生茂り、ジャガーや毒蛇など危険に満ちているアマゾンで子供たちは生き延びたのです。家族の話によると、機体に残されたタピオカ粉を食べ、それが尽きると種などジャングルの中で採取したものでしのいでいたそうです。

 

過酷な環境で40日間も生き延びられたのは、子供たちが先住民ウィトト族の出身で、先祖代々受け継いできたジャングルについての知識を持っていたためと言われています。

 

子供たちの話によると、母親は墜落してから4日は生きていたようです。最後の言葉は「ここから逃げなさい」でした。

 

今月の表現: a testament to ~ (~の証拠、証し)

The success of the startup is a testament to the founders' innovative approach and determination to overcome challenges.

(そのスタートアップ企業の成功は、創業者たちの革新的なアプローチと、困難を乗り越える決意の証しだ。)

 

次回は10月27日です