昨年末、燃料電池車(FCV)「MIRAI」が発売開始され、次世代自動車の1つとして注目されています。
おりしも、先日、九州大学で「水素先端世界フォーラム2015」が開催されましたので参加しました。
発表テーマは、燃料電池自動車や水素ステーション関連が多かったのですが、いよいよいよ水素社会へ向けてスタートが切られたのだなと感じました。
昨年4月に経済産業省が策定したエネルギー基本計画にも、「水素社会の実現に向けた取り組みの加速」があります。
水素は爆発するので危険だ、ということがよく言われますが、水素は非常に軽く、拡散が速いですので、仮に漏れてもすぐに上昇拡散してしまいます。
ですので、万一火が着いても垂直に炎が上がるだけでしょう。
しかし、燃料であるからにはガソリンやプロパンガス等と同様にその取り使いには十分注意し、漏れた場合の検知システムなどは必要でしょう。
燃料電池からは水しか排出しませんが、水素を天然ガスなどを改質して取り出す場合は、二酸化炭素を排出するので、完全にクリーンなエネルギーではないといわれることがあります。
しかし、水素を取り出すのは他にも多くの方法があり、例えば太陽光発電や風力発電などの電力を使用し水を電気分解すれば、全く二酸化炭素を排出することなく水素を取り出せます。
こうして取り出した水素を貯蔵しておき、必要な時に取り出して使用すれば自然エネルギーによる発電の不安定さの解消にも有効です。